入園シーズンが近づいてきましたが、みなさん準備は万端ですか? ハンドメイドしなくちゃと焦っている人もいるのでは? 片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さんは、「3月の下旬になって、やっとコップ袋とランチョンマットをつくっていました」と。どんな風につくったのか、教えてもらいました。
手軽にできる“なんちゃって”ハンドメイド
最近は(現在小学校6年生の娘の頃もですが)、手づくり必須ではなくなっていますが、得意ではないにもかかわらず、気分的に“やっぱり手づくりの方が…”と思ってしまう方の参考になるかもしれない、私のなんちゃってハンドメイドを紹介します。
すべての画像を見る(全7枚)●キッチンクロスを使ったランチョンマット
まずはランチョンマットです。
市販のキッチンクロス(チェック柄やストライプがオススメ)を用意。サイズは、四つにカットすると、(おおよそ)幼稚園指定のサイズになるものにしてください。これがいちばんラクにつくれるサイズです。わが家では、あまり使っていなかったキレイなクロスがあったのでそちらを使用しました。
そうすると、四つ折りすれば採寸不要で、チェック柄を利用してカットすれば、それなりに真っすぐに切ることができます。しかも、カットする箇所は縫う場所なので、多少ずれてもOK。
この方法だと、縫わなくてはいけないのは、4カ所中の2カ所(点線部分)のみで済みます。
ランチョンマットの名前はラベルライターを使った布テープをアイロンで貼るだけ。このときに一緒にアイロンをかけてしまいます。サイズが小さいので、普段はアイロンをかけなくても、手で伸ばすだけで十分でしたよ。写真のランチョンマットは思い出保管中のためシワ入りですが(笑)。
ラベルライターでつくった名前の枠には、お食事仕様のマーク入り。小さい子はキャラクターじゃなくても、こういうマークひとつでも喜んでくれるものですね。
●ハンドメイドのコップ袋
次に、「コップ袋」です。市販品の手縫い感のある(笑)コップ袋を購入します。マチ有りの方がコップを入れやすいです。市販品は紐のことが多いので、小さい子どもにも使いやすいように、伸びるゴムを入れ直します。
普通のゴムでは(ただでさえ市販品なのに)かわいげがない気がしたので、私は毛糸のゴム紐を使いました。
そして、フロッキーネーム(見やすい色)をアイロンで付けます。名前をマジックで書かないところが、ひと手間かけた印象があるように思います。
コップ袋とランチョンマットの完成!
今振り返ると、別に買ってもよかったのでは? と思わないわけではありませんが、当時は「母がつくった」という証を少しでも残したかったのではないかと思います。
なんちゃってハンドメイドだって、子どもにとっては「ママがつくってくれた♪」と思ってもらえる十分な手づくりですよ!