中古マンションを購入し、「Panasonic リフォームClub 加盟店」でフルリフォームしたAさん夫妻。天井を下げることで気になっていた梁の存在感が消え、シンプルで美しいLDKが実現しました!

ステージのようなキッチンと快適ワークスペースのある住まい

[デザインアワード]とは、全国のPanasonicリフォームClub加盟店が1年間に手がけた事例の中からアイデアやデザインが優れた作品が選ばれるコンテストのこと。主催はパナソニック株式会社ハウジングシステム事業部です。今回は、そのなかからマンション部門の受賞作をご紹介します!

アイランドキッチン
建具と面材の色を合わせることで、家具のように仕上げたアイランドキッチン。床が一段高くなっていて、まるでステージのよう

立地のよさから駅近の築35年のマンションを購入したAさん夫妻は、存在感がありすぎる大きな梁や細かく仕切られていた間取りなどの問題を解消するため、リフォームを依頼。8年前に実家をリフォームしてもらい、プランニング力や仕上がりに満足していたことから迷わずお願いしたそうです。

ビフォー写真
【before】キッチンの排気ダクトが通る大きな梁が空間を分断してしまい、リビングの広さも感じられなかった
ビフォー写真
【before】キッチンは独立型で、窓がないため昼間でも真っ暗

要望は、LDKをできるだけ広く明るい空間にすることと、テレワークができるスペースを設けること。これに対し、和室をなくしてリビングを広げ、独立していたキッチンも窓側に移動して広々としたLDKを実現したプランが提案されました。気になっていた排気ダクトが通る梁は天井を下げることで存在を消し、新たに設けた排水管のためにキッチンの床を上げているのがポイントです。

Aさんは、「天井の低さが気になるかと思いましたが、以前より開放的になった」と、凹凸がなくなったシンプルなデザインに大満足。家具のようなアイランドカウンターを配したキッチンは、まるでステージのような印象です。

LDの様子
キッチンから見たLD。壁面にカーテンボックスと連続する間接照明を採用することで、温もりと落ち着きのある空間を実現している
キッチンから見たLD
キッチンから見たLD。壁面にカーテンボックスと連続する間接照明を採用することで、温もりと落ち着きのある空間を実現している
ワークスペース
リビングから続くワークスペースには、ふたり並んでテレワークができるデスクやたっぷり収納できる本棚を造作。将来は子どもの学習スペースにも
寝室
寝室はベッドが置ける最小限のスペースに。壁面にはクロゼットを設置

リビングの奥には、大きな本棚や夫妻が並んで作業できるデスクをつくりつけたワークスペースを設置。テレワークに集中でき、将来は子どもの勉強部屋として使うことも可能です。シンプルな美しさだけでなく使い勝手のよい住まいとなりました。

Aさんは、「天井の低さが気になるかと思いましたが、以前より開放的になった」と、凹凸がなくなったシンプルなデザインに大満足。家具のようなアイランドカウンターを配したキッチンは、まるでステージのような印象です。

図面
左)before 右)after

独立していて暗かったキッチンを日当たりのいい南側に移し、和室をなくして広くなったLDと一体化。個室はコンパクトな空間とし、LDKとつながりつつテレワークに集中できるワークスペースを設けています。

暮らしやすさとデザイン性。両方を高度に共存させると、こんなにすばらしい住宅になる。ぜひ、参考にしてみてください!

山下靖人

【設計・施工】
リファイン浦安 株式会社アリヴァ
代表 山下靖人

〒279-0012 千葉県浦安市入船4-10-1
TEL 047-311-4611

問い合わせ先/PanasonicリフォームClub