家をきれいに整えるためには、ものを増やしすぎないことが大切。趣味が変わった、今のライフスタイルに合わないなど、もう使わなくなったものを処分するのが一般的です。 でも「じつは未使用やまだ新しいと思ってしまい込んでいるものも、処分の対象になることも」と話すのは整理収納コンサルタントの須藤昌子さん。詳しく教えていただきました。
すべての画像を見る(全5枚)大切にしまい込むと損。整理収納のプロに聞いた、捨てるべきもの3つ
「気に入っているから」「もったいなくてなかなか使えない」としまい込んでいるもの、ありませんか? じつは須藤さんもそのひとりでした。
●コロナ禍で来客が減った今、タオルの数は見直しどき
ため込みやすく経年劣化しやすいタオル。須藤さんは、来客の頻度が減っている今こそタオルの処分におすすめだといいます。
「わが家も、もう2年ほど泊まりのお客様は来ていません。子どもの学校行事でタオルが必要になることもあまりなさそうなので、タオルの数を見直しました」
家族が使うのに十分な数に絞り、残りはリサイクルへ。
「タオルは新品同様に見えても、しまい込んでいるうちにシミができたり繊維が傷んできたりしやすいもの。ブランド物のタオルだったとしても、ずっと取っておいたら価値は下がっていきます。早いうちに手放してだれかに使ってもらうほうが、自分にとってもものにとっても幸せです」
●洗剤はオーバーストック厳禁!管理できる量だけ持つ
ため込みがちな日用品といえば、洗剤類です。
「安売りしているからといって買いだめすると、収納があふれて管理も難しくなります。使いきるのにも時間がかかるため、気づいたら中身が古くなって劣化していることも…」