涼しげなまとめ髪は、それだけで好感度がアップします。
ここでは簡単にできるヘアアレンジで人気のヘアメイクアップアーティスト・長井かおりさんに、ゆる感がすてきな大人のためのアレンジを教わりました。
9対1でつくったラウンド前髪が小顔効果を生み出す
●小顔効果もあるひとつ結び
すべての画像を見る(全15枚)うなじに髪をギュッと集めてつくる、ひとつ結び。髪を引き出して全体的に丸みを出すことで、大人びたクラシカルな雰囲気に。トップの髪を使ってつくる重めの前髪は、小顔効果も抜群です。
1:手グシでざっくりと髪を9対1に分ける。トップの髪は、頭のてっぺんあたりから前に持ってきてラウンドさせ、前髪風にする。
2:耳が隠れるくらいサイドの髪をかぶせるようにしながら、後ろに髪を集め、きっちりとゴムで結ぶ。
3:ゴムの結び目を押さえながら、爪の先でトップの毛をつまみ出し、全体にふんわりとした丸みを出す。
4:毛束から少し髪を取り、結び目に巻きつけてゴムを隠す。毛先はゴムにはさみ、巻きつけた髪をかぶせて毛先を隠す。
アップで見た様子。
後姿はこのようになります。
サイド三つ編みはニュアンスひとつで大人の印象に変わる!
●大人っぽい印象のサイド三つ編み
サイド三つ編みは、シンプルなアレンジなだけに、きっちり編むほど子どもっぽく見えます。それを払拭(ふっしょく)するカギは、「手グシでざっと分ける」「編み目を崩す」「もみあげにニュアンスをつける」の3つ。ラフな空気感が大人の印象です。
1:手グシでざっくりと髪を7対3に分ける。7側の髪は耳の下でまとめる。
2:3側の髪を後ろにし、軽くねじりながら引っぱって7側の下に持っていく。ねじることで短い髪が巻き込まれ、ほつれ防止になる。
3:7側の下でサイド三つ編みをする。毛束を前側に引っぱりながら、力を入れてかために編むのがきれいに仕上げるコツ。毛先まで編んだらゴムでしっかり結ぶ。
4:ゴムの結び目を押さえながら、爪の先で編んだ部分とトップをつまみ出し、ゆるふわ感を出す。
もみあげを引き出し、指先でくるくるねじり、ニュアンスを出す。
後姿はこうなります。
●帽子と合わせても似合う
帽子のつばの下からのぞく三つ編みがアクセントに。帽子でトップがつぶれたら、指先で髪をつまみ上げ、膨らみを復活させて。