毎日食事をつくるキッチンは、ガスや電気代などの多くのお金がかかる場所。だからこそ、使い方を見直すことが節約への近道です。

今回ESSE編集部が取材したMAYAさんは、自炊を徹底し、年100万円を貯めている節約上手。キッチンの作業効率をよくし、時短になる仕組みをつくることでムダな出費を抑えています。

使用頻度の高い皿や道具は 出しっぱなしに
よく使う食器や道具は家事効率を考えて見せる収納に
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効率よく使えるキッチン道具で時短&節約がかないます

スムーズな作業に欠かせないのが、毎日なにげなく使っている調理道具。
「用途に合ったサイズを選んだり、手早く作業できるように収納したり…、選び方や使い方次第で、節約や家事の効率化につながるんです」

●使用頻度の高い皿や道具は出しっぱなしで作業効率をアップ

ワンアクションで取り出せます

毎日使う食器や道具は、オープン棚やフックで見せる収納に。鍋やフライパンはコンロの近くにつるせば、ワンアクションで取り出せ、ムダな動きをしなくてすみます。

「見せる収納なら探す手間いらず。『あれどこ?』と家族に聞かれることもなくなりました」

●卵焼き器は卵の量によってサイズを変え、効率よくつくる

卵焼き器

家族の朝ご飯用には大きなサイズ、長男と夫のお弁当用には小さなサイズと、つくる量によって使い分けている卵焼き器。

「卵の量に合ったサイズを使うことが手際よく、おいしくつくるコツです」

●少量の湯は小さいやかんで沸かす

小さいやかん

ミニサイズのやかんは、カップラーメンを食べるときや、1人分のコーヒーやお茶を入れるときに活躍。

「少量のお湯しか沸かさないのに、大きなやかんを使うのは不経済。このやかんはアルミ製で、適量がすぐに沸いて便利なんです」

子どもが気軽に手伝えるようにする工夫

「外食に頼らず自炊生活を無理なく続けるためには、子どもたちのお手伝いが必須」というMAYAさん。率先して手伝えるような工夫をすることも節約につながっています。

●お茶碗とお椀はひとまとめにして取りやすく

お茶わんたくさん

「子どもたちの手の届く高さにお茶碗やお椀をひとまとめにして収納。自分でご飯やおみそ汁をよそってくれるので助かります」

箸やスプーンなどのカトラリーも同様に。

●子どもには安価な雪平鍋を用意

お鍋3つ

「積極的に手伝ってくれる子どもたちが気兼ねなく使えるよう、安くて丈夫な鍋を子ども用に用意」

雑に使ってもヘタらないから重宝しているそう。