旅行やレジャーに出かけると、航空券や、遊園地のチケットが手元に残ります。
「思い出に」に取っておくにしても、散らばったり、どこにいったかわからなくなったりしがち。見返す機会もなく、場所をとるだけになってしまいます。
「それなら思い出ノートをつくりませんか?」と提案してくれたのは、整理収納アドバイザーのまいさん。捨てられない紙類を上手に保存する方法を教えてもらいました。
思い出のチケットや写真は1冊のノートにはるだけ!あとから見返しやすく、かさばらない
夏休み、旅行やレジャーにあちこち遊びに出かけていますか?
出かけるたびにたまっていく映画や施設の入園チケット。すぐ捨てる人と、取っておく人がいるかと思いますが、私は捨てられずに取っておくタイプです。
さて、そのチケットはどのように保管するといいでしょう。
箱に入れたり、専用のファイルに入れるなど方法はさまざまかと思いますが、今回ご紹介する「思い出ノート」は簡単で続けやすく、たいしてお金もかかりません。
家族と楽しい思い出を共有し、ときどき振り返ってみませんか?
【用意するもの】
・ノート
・セロハンテープやマスキングテープ、またはのり
たったこれだけです。
私が使っているのは、100円ショップで数年前に購入したA4サイズのリングノート(50枚)です。
サイズはお好みでいいですが、収納しやすいサイズがおすすめです。
【つくり方】
要はスクラップブックです。
外出や旅行から帰ってきたらすぐにノートを開いて、チケットをペタペタとはります。それだけ!
映画の半券や遊園地のチケットなどが家族分ある場合は、1枚だけはって、ほかは処分しています。
これだけで、なんとなく捨てられず、でも収納場所が決まっていなかったチケットの指定席ができます。
マステやシールでかわいくしたり、感想などを書き入れてもいいですね。
●行き場のないメモや伝票もここに
このノートのポイントは、チケット以外にもいろんなものをはること。
・手紙やメモ
・もらった写真
・名刺
・支払明細
・伝票控え
などなど、「どこにしまえばいいか迷う紙類」をとりあえずはってしまうのです。
ガス会社の方が点検に来たときの名刺や、「引っ越しました」のハガキ、一枚だけもらった写真などは、そのへんに置いてしまうと、部屋が散らかる原因に。かといって捨てにくい…そういったものも、ノートにはれば片づきます。
●アルバム感覚で楽しめる
子どもと一緒に「楽しかったね~」と話しながらはったり、ついでに去年のチケットを見返して「去年の夏はこの映画を観に行ったね」と話したりすれば、思い出がよみがえってきます。
4年ほど前に始めた方法ですが、自然に続いています。
しまい込まずに手に取りやすい場所に置くことが、習慣になる秘訣かもしれません。
紙類はあとから出てきたりしますが、そんなときは時期が前後するのも気にしないようにするのも、長続きするコツです。きれいにつくろうと思わず、ゆるい感覚でやりましょう。
結構な量をはっていますが、4年間でまだ1冊目を終えていないので、場所も取りません。
たまっているチケットなどは、この際まとめて整理してみてはいかがでしょうか?