食費を節約するために、まとめ買いをしている人は多いものの、せっかく買った食材を使いきれないと意味がありません。そこで今回は、食費節約達人のインスタグラマーに、食材ロスをなくしておいしく食べきる保存法を教えてもらいました。
すべての画像を見る(全9枚)正しい保存法で最後までおいしく。グッズを活用すればラクラク!
3人の子どもをもつ、ESSE読者の門傳(もんてん)奈々さん。5人家族の食卓を切り盛りするために、食費節約に励んでいるものの、なかなかうまくいかないそう…。そんな門傳さんに、人気インスタグラマー・くぅちゃんが、実践している節約テクを伝授してくれました。
くぅちゃん(以下:くぅ) 食材は適切に下処理すると鮮度が保てて、ムダが出にくくなりますよね。まとめ買いしたら、ぜひ意識してほしいです。
門傳さん(以下:門傳) 野菜の保存法、気にしたことがなかったです。テクニックを教えてください!
くぅ たとえばモヤシやショウガは、水をはった容器に入れておくと、ぐっと長もちしますよ。
門傳 そうなんですね! 知らなかった~。
くぅ でも、がんばりすぎず便利グッズの力を借りてラクする方法もあるんです。下処理後には、アイデアメニューで在庫整理するのも楽しいですよ。
門傳 なるほど。野菜を使いつくせば、野菜高でもムリなく1品増やせるんですね!
●大容量パックの肉は用途ごとに小分け保存
肉は1.5kg前後のお得パックを購入し、帰宅後、献立に合わせて小分けします。
「1回分500gを目安にし、ひき肉はそのまま、ほかの肉は軽く下味をつけておく場合もあります」
すぐ使うものは冷蔵室に、週の後半に使うものは冷凍室に保存。
●野菜は鮮度保持袋に入れておくだけ
専用の保存袋に放り込み、野菜室に入れておくだけで新鮮な状態をキープ。
「1週間程度なら色も食感も買った直後と変わらず、最後までおいしく食べきれます」
●野菜の皮や端もムダにしない!
皮やヘタ、半端な切り落とし部分は、かき揚げにしたら家族から大好評!
「そもそも捨てる部分を極力少なくするため、ニンジンは皮のまま、ピーマンもワタごと使っています」