寒さが厳しさを増すこの頃は、ほっこり甘いあんこおやつが恋しい季節ですよね。あんこ炊きは「大変そう」と思われがちですが、つくる工程はごくごくシンプル。自家製なら好みの甘さや食感に仕上がり、アレンジも幅広く楽しめます!
お汁粉、ぜんざい、あんこをおいしく食べよう!
手づくりあんこを冷蔵・冷凍ストックしておくといつでも気軽にあんこおやつが食べられます。どれもどこか懐かしく、体もホッとする味わいです。
●おいしいあんこのつくり方
すべての画像を見る(全3枚)【つくり方】
(1) 小豆に熱湯をかける
小豆をザルに入れ、たっぷりの熱湯を回しかける。
(2) 「渋きり」をする
鍋に湯をきった(1)の小豆を入れ、たっぷりの水を加えて強火にかける。沸騰したら中火にして10分ほどゆで、煮汁が茶色になったら、ザルに上げて湯をきる(渋きり)。
(3) 小豆を煮る
鍋に(2)の小豆を戻し入れ、たっぷりの水を加えて強火にかける。煮立ったら弱めの中火で1時間ほど煮る。
(4) 差し水をする
途中で煮汁が少なくなって、小豆が煮汁の表面あら出るようになったらその都度水を1~2カップほどたす。
(5) ゆで具合を確認する
1時間ほど煮たら、やけどに注意しながら小豆をひと粒取り出し、指でつぶしてゆで具合を確認する。手ですっとつぶれるくらいのかたさならOK。まだかたいようなら、やわらかくなるまで煮て。
(6) 砂糖を加える
小豆がやわらかくなったら、砂糖、塩を順に加えて混ぜる。砂糖と塩がなじんだら、お汁粉の完成。
(7) もったりするまで煮つめる
弱めの中火のまま、ときどき混ぜながら、もったりするまで煮つめるとぜんざいに。
(8) さらに煮つめる
さらに汁気を飛ばし、好みの状態になったら火を止める。小豆あんのでき上り。
あんこは100gに対して水1/2カップを加えて加熱すると「お汁粉」に、1/4カップを加えたら「ぜんざい」になります。
●焼きもちのお汁粉
あんこ炊きのご褒美メニュー 揚げもちを入れるのもおすすめ。
【材料とつくり方(1人分)】
(1) 切りもち1個をトースターなどでこんがりと焼く。器にお汁粉適量(1/2~1カップ程度)を入れ、焼きもちをのせる。
[1人分228kcal]
●小倉アイスクリーム
小豆の風味を存分に楽しめる 濃厚な味わいがたまらない!
【材料とつくり方(つくりやすい分量)】
(1) ボウルにあんこ200g、生クリーム(乳脂肪分35%)1パック(200g)を入れ、よく混ぜる。保存容器に入れ、冷凍庫で凍らせる。アイスクリームスプーンなどですくい、器に盛る。
[全量1266kcal]
お好みで牛乳を加えてもよい。生クリームの脂肪分が少ないと、シャリッとした食感になりますよ!
冷凍庫で約2週間保存可能