実家に帰省したり、一緒に旅行に行ったりと、義理の両親や親戚との交流が増える時季です。

嫁や孫のことを思っていろいろと気をつかってくれる義父母もいますが、半面、その存在が原因で夫の実家とうまくいかなくなることも往々にしてあります。
義父母に悪気はなくても、結果として、自分の願望や趣味を押しつけることになっているケースもよく耳にするもの。

今回は、そんな断るに断れないありがた迷惑なエピソードを集めてみました。

義理の親戚には、なかなかはっきり「NO!」とは言えないもの(写真はイメージです)
義理の親戚には、なかなかはっきり「NO!」とは言えないもの(写真はイメージです)
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着るに着られない、義理の祖母からもらった奇妙なベスト

●Fさん(37歳)の告白

夫の祖母の家に遊びに行ったときのこと。「あなたに似合うと思うから」と言って、おかしな花柄のベストを手渡されました。
よくよく話を聞いたら、そのベストは義母が祖母のために縫ったものだとか…。自分がもらっていらなかったからといって、人の手づくり品を横流ししないで!

自分では絶対に着られないし、かといって捨てるわけにもいかないしで、とても困っています。

夕食前の忙しい時間帯に孫を散歩に誘いに来る義父

●Uさん(35歳)の告白

二世帯でわが家の隣に住む義父母。
とくに義父は孫と遊びたいらしく、毎日「公園に行こう」と誘いにきます。夕方の食事の支度に忙しい時間帯でもお構いなしなのは、正直迷惑! でも、距離が近すぎるせいで言いたいことも言えません。

いつも、忙しくて玄関のチャイムに返事ができなかったふりを続けています。

女の子を欲しがった義母が孫に送った大量のプレゼント

●Hさん(33歳)の告白

妊娠中、女の子が欲しいと言い続けてきた義母。「男の子でした」と伝えたけれど、やっぱり女の子の孫があきらめきれなかった様子。出産後も、義母から大量の手編みニットやワンピースをもらいました。

仕方がないので、キリッとした顔のわが息子に、あえて義母からもらった女の子の服を着せることに。
その姿を親戚におひろめしたところ、一同大爆笑! 義母からのかわいいプレゼント攻勢もなくなりました。
 
ちょっと迷惑だったり対処に困ることはあっても、悪気のないことはわかるから、はっきり断るわけにもいかない…。日常でもよくある話だとは思いますが、それが義父母や祖母だったりするとなおさら。

最後に紹介したHさんの例のように、うまく笑いに昇華しつつ、それとなく伝わるようなやり方ができればいちばんですね。