暑い季節を乗りきるには、さっぱり味のおかずだけではなく、ときにはスタミナをつけるお肉も食べたいもの。今回は真夏でも食欲のわく、ニンニクが効いた牛すじ丼、通称「ぼっかけ飯」をご紹介します。

教えてくれたのは、ネットなどで精力的にレシピを発表し続けている泉山裕子さんです。

牛すじとこんにゃくを甘辛く!ご飯との相性バツグンのスタミナ料理です

甘辛い牛すじとこんにゃくで、ご飯が進む!
甘辛い牛すじとこんにゃくで、ご飯が進む!
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このぼっかけ飯は、牛すじとこんにゃくを甘辛く煮た「ぼっかけ」と呼ばれる神戸の郷土料理をご飯にかけたものだそう。

ちなみに「ぼっかけ」とは「ぶっかける」が変化した言葉。ご飯にかけるにはぴったりですね。
「神戸出身の母が、よくつくってくれた思い出の味です」

【材料(4人分)】

・牛すじ 500g
・こんにゃく 1枚
・水 500cc
・A[酒、だししょうゆ各大さじ4、みそ、砂糖各大さじ3、みりん大さじ2、ショウガ、ニンニク(各すりおろす)各1かけ]
・白いご飯 適量
・刻みネギ 適量
・七味唐辛子 適量
・卵の黄身または温泉卵 人数分

【つくりかた】

牛すじ

(1) 鍋にたっぷりの湯(分量外)を沸かし、牛すじを入れて沸騰させる。アクが出たら取り、3分ほどゆでる。

牛すじをザルにあげて水洗いする。

(2) 牛すじをザルにあげて水洗いする。

(1)と(2)を合計3回繰り返したあと、ひと口大に切る。

(3) (1)と(2)を合計3回繰り返したあと、ひと口大に切る。

こんにゃく

(4) こんにゃくを食べやすい大きさに切って3分ほどゆで、ザルにあげる。

(5)鍋に牛すじとこんにゃくと水を入れて火にかける。

(5) 鍋に牛すじとこんにゃくと水を入れて火にかける。

1時間半ほどコトコト煮込む

(6) 沸騰したらAの調味料をすべて加えて弱火にし、アルミ箔などで落しブタをして1時間半ほどコトコト煮込む。

お好みで七味唐辛子をかける

(7) 丼にご飯→(6)の牛すじとこんにゃく→刻みネギ→卵の順番で盛りつけて、お好みで七味唐辛子をかける。

 

上にのせる卵は、卵黄か温泉卵のお好きな方を選んでください。

甘辛いタレとパンチのあるニンニクに、卵のまろやかさが加わって、箸の止まらない1品になります!

 

食欲の出ない夏場でも、スタミナのつく牛肉を食べられるのがうれしいですね。

 

もちろんご飯にのせて食べるのが「ぼっかけ飯」ですが、「ぼっかけ」と呼ばれる牛すじ煮込みをそのまま食べてもおいしいですよ。

スタミナおかずにもお酒のおつまみにも、ぜひ試してみてください。