狭い洗面所は、収納がたりなくなりがちで、インテリアも凝りにくい場所。
そこで面積の大きい「壁」にひと手間加えてみましょう。壁のデザインを変えるだけでなく、プチDIYで壁面収納を増やすことも可能です。
「壁面収納のメリットは、使用頻度や、使う人に合わせて自由に調整できるところ。めったに使わないものは高いところ、子どもも使うものは取りやすいように低いところ、などと工夫しています」と語るのは、インテリアブロガーの長澤美千代さん。
家族にとって使い勝手のいい、お金をかけない洗面所のDIYアイデアは必見です!
洗面所を清潔感のあるブルーにチェンジ!棚やフックで収納力アップも
●洗面所の壁は家族も納得のブルーに
すべての画像を見る(全13枚)3年前、洗面台が壊れたのをきっかけに、洗面所全体を模様替え。
「明るいイメージにしたくて、ペンキのサンプルを取り寄せて家族みんなで何色がいいか相談。全員一致でブルーに決めました」
取り寄せた3色のペンキサンプルは、木製のアルファベットに試し塗り。
「ベストな色を検討しました」
●洗面台回りはタイルの腰壁をつくって清潔に
洗面台の回りは、水ハネが気になったので、腰壁をDIY。
「ベニヤ板にタイルのシートをはりつけ、目地を流し込んだものを壁に取りつけました。掃除もしやすく清潔で、ナチュラルな見た目も気に入っています」
●シンク前に棚をつけて引き出しとフックで収納力アップ
「シンク正面には、以前は鏡つきの棚がついていましたが、壊れてしまったので取り外し、自作の棚を設置しました」
ボックスを並べたり、フックをつけたりし、家族が洗面台回りで使うものを収納しています。
セリアのワンプッシュであくプラスチックケースには、綿棒と糸ようじを収納。取っ手つきボックスには、髪留めや化粧品などを入れています。
フックを取りつけ、歯ブラシスタンドと、100円ショップのチューブホルダーをつけた歯みがき粉をかければ、水きれよく清潔!
●シンク横に棚をつくり一時置き&アクセサリー置きに
シンク横にも、棚を設置。
「100円ショップの木製ボックスでつくったピアスホルダーだけを置き、基本はあけておくように。メガネや時計などの一時置き場として使えるようにしています」
●高いところに棚を取りつけ、タオルのストック収納に
「洗面所の収納が少なかったので、じゃまにならない高い位置に棚を設置しました」
プール用のタオルなど、使用頻度の低いものの定位置にしています。
●背面の壁は見た目と実用性を両立
洗面台の背面の壁もブルーに塗って、タオルバーを2本設置。
「上のバーにはイケアの小物入れを並べて、ケアアイテムをイン。下のバーには手ふきタオルと、お風呂上がりに体をふくタオルをかけられるようにしています」
家族の日やけ止め、ヘアケア、スキンケア用品などを、使う人別に仕分け。
「斜めのオープン収納なので、子どもも出し入れ簡単です」
100円ショップのフレームにハギレを入れ、黒いプッシュピンで留めて、インテリアのアクセントに。
「プッシュピンの黒で、引き締め効果を狙っています」
●洗面所のドアに、外出用のバッグや上着をスタンバイ!
ブルーの壁に合わせ、ペンキで白く塗ったドアには、引っかけるだけのイケアのフックを設置。
「玄関から近い場所なので、お出かけ用の上着やバッグをつるしています」