卵とバターを使わないパン教室「toiro(トイロ)」を主宰する幸栄さんの暮らしのエッセー。 2人の娘をもち、簡単につくれるおやつや、だれでもまねできるインテリアアイデア、家事を楽しくする方法など、なにげない暮らしを楽しむコツが人気の幸栄さん。 今回は、部屋の雰囲気を明るくする「ちょっと飾り」について教えてもらいました。

ゆらゆらと、つらつらと。
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大掃除のついでにインテリアを楽しむ。「ちょっと飾り」で部屋の印象チェンジ

時間が過ぎるのは早いもので、年末年始の大掃除の季節がもうすぐそこまでやってきています。

おうちのあちこちを片づけていると、お部屋のインテリアもちょっと替えてみようかな~という気持ちになりませんか?

私は日々掃除のかたわら、家にあるものに植物を飾る「ちょっと飾り」をやっています。本当にちょっとしたことなのですが、気分転換にもなるのでおすすめですよ。

 

●水回りには小さな花瓶を置いてさっと飾る

キッチンと花瓶
水回りに植物があると明るい印象に

キッチンにはいつも、小さな空の花瓶を3つ並べて置いています。

たとえば、お花を買ってきて長く楽しんだあと枯れてしまったら、ドライになる植物は空の花瓶にさっと挿しておきます。

殺風景になりがちな水回りに、植物がひとつあるだけで豊かな気持ちになります。また、植物は自然とドライになってくれるので長く楽しむことができます。

 

●木のトレーにはぽんと置くだけで雰囲気が出る

トレーに置かれた実
赤い実が年末にピッタリ

いつも食器棚の上にある木のトレーには、いろいろなものを置いて楽しみます。少し友人からもらった、イガ栗を飾っていました。それだけで秋を堪能している気持ちに!

クリスマスが近づいてきた今は、大好きな花屋さんで大きなばらの実を買ってきました。それを切り、トレーの上にぽんと飾っただけなのですが、食器棚は一気に冬の雰囲気に様変わり。「赤い実」って、クリスマスにもお正月にも合いますよね! とても万能な植物だと思います。

 

●ドライの実はカゴに入れて置くだけでいい

カゴに入ったドライフラワー
簡単に雰囲気を出せる

私が子どもの頃、おままごとで使っていたカゴに、ドライになった実を入れてカーテンレールの上に置いてみました。

落ちてくると危ないので、軽いカゴを選んでいます。カゴに入れる前はそのまま麻のひもで束ねて、ぽんと寝かせて置いていました。無造作な感じ、きちんとした感じ、それぞれ雰囲気があって好きです。