最近ではそのままおつまみとして食べるだけではなく、ひと工夫してさらにおいしい缶詰レシピが人気です。
「カルディのホタテとマッシュルームの缶詰を使うと、冷めてもおいしいショートパスタがつくれます。缶詰のアヒージョ味を生かして、味つけはなしでOK!」と語るのは、料理やグルメについて執筆しているライターの朝岡真梨さん。
詳しいつくり方を教えていただきました。
フライパンひとつで完成!味つけも必要なし!ホタテとマッシュルーム、大人味のショートパスタ
輸入食材店「カルディコーヒーファーム」で売られているオリジナル缶詰「瀬戸内レモンバル ホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョ」を使います。
スイーツやドリンクとのコラボで知られる、広島県の「瀬戸内レモン」が使われている商品。
価格は299円(税込)と、とてもリーズナブルです。
缶をあけると、ガーリックとレモンのいい香りがふんわりと広がります。
暑い夏にもぴったりなさわやかなこの缶詰、中にはホタテとマッシュルームが3つずつ入っていました。
内容量は汁なども含めて約75gと、おつまみとしていただくにはやや少なめ。
そこで、フライパンひとつで簡単につくれるパスタにアレンジしてみます。
●ホタテとブロッコリーのパスタのつくり方
【材料(1人前)】
・ホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョの缶詰 1缶
・ブロッコリー 1/2個
・ショートパスタ 70g(今回は11分ゆでタイプのコンキリエを使用)
【つくり方】
(1) フライパンでお湯を沸騰させ、一口サイズにカットしたブロッコリーを入れます。
(2) 再度、グツグツ沸騰したら、パスタを入れて中火でフタをして5分ゆでます。
一緒にゆでることで、ブロッコリーから出るだしをパスタが吸って風味がよくなります。洗い物も減らせます。
(3) ブロッコリーの青さを目立たせたい場合は、ここで一度、ブロッコリーを取り出し、パスタだけでさらに3分ゆでます。
ブロッコリーはそのまま一緒に、くたくたにやわらかくゆでてしまってもおいしいので、この作業はお好みでどうぞ。
(4) ブロッコリーを戻し入れ、ホタテとマッシュルームのの缶詰を汁ごと入れます。ひと煮立ちさせたらお皿にざっくり盛りつけて完成です。温かいうちに食べるのはもちろん、冷めてもおいしいですよ!
●アヒージョの缶詰だから、お酒によく合う大人の味に!
この缶詰は、アヒージョとして完成しているので、塩やコショウ、スパイスやガーリックなどの調味料を入れなくても、ピリッと辛さのきいた大人の味に仕上がります。
ブロッコリーとパスタがプラスされてボリューム感もアップ。おつまみにしても、このままお食事としていただいても、大満足です。
●コンキリエ、ペンネ、フジッリ、リガトーニ…。いろいろな種類のショートパスタにソースがおいしく絡む
今回は、貝殻のような形をしている「コンキリエ」という種類のショートパスタを使っています。
アラビアータに使う「ペンネ」という尖った形のパスタや、マカロニに使う「フジッリ」という糸巻き状のパスタ、筒形の「リガトーニ」なども、ブロッコリーと缶詰のソースがうまく絡むので、おいしくつくれます。
ショートパスタのいいところは、時間がたってからもモチモチっとした食感を楽しめること。たとえば夕食の時間がバラバラな家庭などにも、おすすめしたいお料理です。
フライパンひとつで簡単にできるので、一人暮らしの方にもつくりやすいレシピですよ。
白ワインにもよく合う夏の簡単ショートパスタのお料理、ぜひ試してみてください。