おしゃれな部屋を目指したいけど、家も狭いしものも多いし、なかなかうまくいかない…。そんな悩みを抱える方も多いのでは? そこで今回は、52平米のマンションを自分好みのインテリアで心地よく暮らす、整理収納アドバイザー・能登屋英里さんのお宅を拝見! アイテムの選び方や飾り方など、おしゃれな空間をつくるコツを伺いました。

おしゃれな部屋は「見せる」と「隠す」のバランスが重要

すてきな家に住む夫婦
”好き”がつまった居心地のいい家の工夫とは?
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築50年のマンションをリノベーションし、自分好みのインテリアを楽しんでいる能登屋さん。「じつは52平米と狭く、ものも多い方ですが、選び方や飾り方でおしゃれな部屋にできます」と話します。

●好きなものに囲まれて居心地よく暮らす工夫

そのポイントは「見せる」と「隠す」のバランス。子どものオモチャや書類など、生活感の出るものやかさばるものは、おしゃれなカゴやシンプルなボックスで見た目よく隠し、気に入ったデザインのものは雑貨感覚で見せる収納に。さらに色や素材、よく使うもの、飾るものなどそれぞれ似たもの同士でまとめて置くことでも、部屋に統一感が生まれるそう。

「参考にしているのは、ニューヨークや北欧など海外のインテリア。テイストをそろえるより、“好き”という感覚を大切にしています。最近はグリーンを増やし、眺める時間が癒やしに。目に入るものがお気に入りなら、家の狭さも、ものの多さも気にならず、自分も家族も居心地よい部屋になりますよ」

間取り

心地よい部屋づくりのヒントが詰まった能登屋さんのインテリア。そのポイントを紹介します。

●テレワーク用にワークスペースを新設

テレワーク用スペース

黒で統一したクールなワークコーナー。

「以前はダイニングで仕事をしていましたが、夫婦2人分のデスクを置いたことでオン、オフが区切られ居心地がよくなりました。オフィスチェアのひとつは昨年の給付金で購入」

●家具は実用とかわいさのいいとこどりをチョイス

椅子

北欧デザインの家具は能登屋さんのお気に入り。

「来客用のイスは、アルテックの限定品で見つけた布はりスツール。さりげなく置くだけで、インテリアのアクセントになってくれます」