子育て家庭では、遊興費やオモチャ代が悩みの種。
「暑くてどうしようもない日は、涼しい家の中で“遠足ごっこ”がおすすめ! 子どもの想像力と親の演技力でどんどんおもしろくなりますよ」と教えてくれたのは、インスタの育児漫画が14万人超のフォロワーに愛読されているモチコさん。
どんな風に楽しんでいるのか、イラストつきで詳しく教えていただきました。
小さい子がいたって大丈夫!暑い日は遠足ごっこで涼しく盛り上がろう
4歳の娘・イチコは、幼稚園で行った遠足が楽しかったようで、よく話をしてくれます。バスに乗って行った水族館や、皆で歩いた大きい公園。
遠足ごっこでは、そんな思い出を再現しつつ、親のオリジナリティをかなり加えて家遊びにしてみました。
そう、今回ご紹介する遊びの遠足は、実際に外に出ての遠足ではなく、あくまで家の中でするごっこ遊びです。
だって暑いし家から出たくない! 猛暑のなか、外に遠足行ってられへーん!
…ということで、家の中で涼しく遠足ごっこで遊びましょう。
●忘れ物はないですか?お気に入りのおやつを入れましょう
遠足ごっこは準備から! リュックの中に、こんなものを入れます。
・シート
・水筒
・お手ふき
・おやつ
おやつは大袋のパッケージのままではなく、食べる分だけポリ袋に入れて遠足感を演出。
子どもと一緒に選んで、ワクワク感を盛り上げましょう!
バナナがおやつに入るかは各家庭の判断で(笑)。
●乗り物好き歓喜!ソファバスに乗って出発です
さて準備が完了しました。それでは出発です。
帽子をかぶり、リュックをしょって…まずはバスに乗ります。
わが家のバスは…ソファ!
みんなでソファに座ってバスごっこです。もちろん1歳の二太郎も一緒。
縦に小刻みに揺れたり、「曲がりまーす!」と倒れたり、アナウンスをしてみたり。
「次は~イチコのおなか~(口をおなかに押し当ててブー!)」
「次は~二太郎の足~(こちょこちょ)」
「次は~ニワトリの森~(鳴き声のものまね)」
停留所を工夫すればだいぶバス遊びで時間がもちます。バス遊びがメインになったらそれはそれでOK!
●親子の想像力と演技力を駆使してスリルを演出!
さて、バス遊びがひと段落したら、家の中を歩きます。クーラーの効いたリビングが山道になるよう、自分に暗示をかけます。
女優になりきり、
「坂道…しんどい…」
「一本橋、落ちないように!」
「わー! ヘビだー!」
と、なにもないところで演技をしつつスリルを演出!
わが家の場合、そのうちイチコが自主的に演出してくれるので、それにのっかります。
私もラクだし、イチコの発想がなかなかおもしろくて楽しいです。歩くだけじゃなくてまたバスに乗ることも。目的地、遠いです(笑)。
●シートを敷くだけで非日常感!きれいな空気の中で食べるとおいしいね(妄想です)
さて、目的地に着いたら…シートを敷いておやつタイム。
食べているものはいつものおやつなのに、ポリ袋から出してシートの上で食べるだけで、ものすごい遠足感!
親の私もちょっとワクワクしちゃいます。(え、単純?)
このシートはなかなか使い勝手がよく、ご飯を弁当箱につめ、家の中に敷いたシートの上で食べるだけでご飯に集中してくれます。
気候のいい時季はシートを庭やベランダに敷いて、お弁当やおやつを食べても楽しいですよ。
簡単に非日常を演出できるアイテムです。
さて、おやつも食べたら遠足ごっこはおしまい。
これで片づけて終わってもいいですし、余力があればまた歩いてバスに乗って帰っても。私はほぼ余力はないです(笑)。
皆さんもぜひお楽しみください!
【今回かかった金額:おやつ代100円】
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【モチコ】
4歳の娘、1歳の息子に日々ツッコミを入れながら生きている関西人主婦。インスタグラム@mochicodiaryで子育てあるあるを発信し、フォロワー14万人超。著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ刊)。ブログ「かぞくばか」も更新中