湿気が多い梅雨どきは、カビやダニ、悪臭などが発生しがち。そこで、家事代行サービス「タスカジ」のカリスマ家政婦ステラさんに、クローゼットの湿気対策を教えてもらいました!

湿気がたまりやすいクローゼットはカビやにおいの原因に

ホコリと湿気がたまりがちな場所といえば、クローゼット。
「中をパンパンにしておくと通気が悪くなり、カビやにおいの原因になります。最初に不用品を処分してから、湿気対策をしましょう」

<服>ダメージを避けたいなら風通しが大事

●外出時は扉をあけ放しておく
クローゼットを開けた状態
外出時はクローゼットの扉をあけ放しに
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ずっと扉を閉めていると、湿気がこもり、服にダメージが。外出時は扉をあけ放すなどして、風通しよくしておきましょう。
「除湿剤を置くよりも、扇風機やサーキュレーターで風を当てる方がずっと効果的です」

<バッグ>

1:やわらかい布で外側をからぶきする

やわらかい布でバッグをふく様子

しばらく使わないバッグは、中身をチェックしたあと、内側のゴミやホコリを取り除きます。

「そのあと、やわらかい布で外側をからぶきして汚れを落としましょう」

2:丸めた新聞紙をタオルでくるみカバンの中に入れる

丸めた新聞紙をタオルでくるんだものをカバンに入れいる様子

型崩れを防ぐために、丸めた新聞紙をタオルでくるんだものを中に入れます。

「新聞紙をタオルでくるめば、インク移りの心配もナシ!」

3:不織布カバーに入れクローゼットで保管

バッグを不織布カバーに入れた様子

100円ショップなどで購入できる不織布カバーに入れ、湿気の少ない上の方の棚に置いて保管を。

「ビニール袋に入れると湿気がこもってしまうのでNGです」

●そのほか、湿度をためこまないコツは?

・部屋の湿度を60%以下に保つ

湿度が60%を超えると、カビやダニの繁殖力がアップしがちです。また、細菌も活発になりやすく、悪臭の原因に。これらのトラブルを未然に防ぐには、室内の湿度を60%以下に保つことが重要です。

・あちこちに湿度計を置き、まめにチェックを
湿度計

湿度計は100円ショップでも購入できるので、家のあちこちに置いて室内各所の湿度をまめにチェック! どこの湿度が高いかを知って、適切な湿気対策をしましょう。

・サーキュレーターや扇風機、エアコンをフル活用する
サーキュレーター

湿気は動いている空気にはたまりません。窓があけられないときでも、サーキュレーターや扇風機、エアコンを活用して室内の空気を動かし、湿気をしっかり飛ばして。

・新聞紙を上手に使って湿気取り&消臭
新聞紙

新聞紙には、湿気やにおいを吸収する性質があるので、湿気取り&消臭に役立ちます。形も自在に変えられ、とても便利。普段、新聞をとっていない家庭も、この時季だけは駅売店で購入するなどして入手しましょう。