家事はどんなやり方でもいい。自分と家族が快適なら、すべてを完璧にこなす必要はありません。そんな自分に合ったスタイルで暮らしを楽しんでいる人に贈る「ESSE暮らしグランプリ」。今年のグランプリを受賞したharuさんの暮らしはまさに、家事もイベントも家族を巻き込んで楽しむものでした。そのアイデアの数々を紹介します。
“日常のイベント化”で暮らしを楽しむ
3人のお子さんの子育てに、パート仕事にと忙しい毎日を過ごすharuさん。「自分だけが家事に追われる必要はない」と割りきって、家族にも家事を分担してもらうようにしたら、暮らしがラクにスムーズに回るようになったそう。
そんなharuさんの日常には、家族で楽しむための工夫ももりだくさん。日々のささいなことも、ちょっとひと工夫するだけで特別なイベントに。「子どもたちの発想やワクワクする気持ちを大切に、家族みんなで楽しんでいます」
●EVENT1:どんな小さなことも書き出せばイベントに
すべての画像を見る(全7枚)鯛焼きを買いに行く、公園に行くといった小さな楽しみも、ボードに書き出して計画。「そのためにやるべきことを先にやろうという気になり、暮らしにメリハリがつきます」
●EVENT2:家事の合間に自分ひとりの趣味の時間をもつ
家事を家族にまかせたり、ラクにできる仕組みをつくったことでできた時間は趣味のために活用。「好きな縫い物やアクセサリーづくりに集中していると、ストレス解消にも」
●EVENT3:テイクアウトごはんもレストラン風に全力で楽しむ
コロナ禍で外食できなかったので、誕生日などの記念日ごはんはテイクアウトで。「テーブルクロスを敷き、花を飾ったり音楽をかけたりすれば、おうちで非日常を味わえます」