忙しい日々のなか、無理せず暮らしを豊かにする工夫を重ねている人を応援する「ESSE暮らしグランプリ」。今年のグランプリに輝いたharuさんの暮らしには、自分たち家族に合ったちょうどいいシステムで、暮らしを整える工夫がもりだくさん! 今回はそのなかから、片づく収納の仕組みづくりを紹介します。
ズボラな性格でも続く仕組みを考える
もともと掃除も片づけも苦手。夫と子ども3人の5人家族で暮らすおうちは、「片づけてもすぐにリバウンドして、家の中がごちゃごちゃに…」と悩んでいた時期もあったそうです。
そこで、考え方を変えて収納を改善。見た目はだいたい整っていればOK。きちんとすることにこだわるより、続けやすいことを優先するようにしています。
●“使う場所にしまう”を徹底したら散らからなくなった!
すべての画像を見る(全8枚)パジャマと下着は入浴後すぐに着替えるので、クローゼットではなく洗面所に収納することに。「子どもたちから『持ってきて』と言われることもなくなり、それぞれ自分で身支度できるように。1段ずつ、人別に分けてしまっています」
レシピ本はキッチンのつり戸棚に収納して料理中に読めるように。
「娘のヘアゴムは洗面所収納の扉裏にウォールポケットをつけて入れるようにしたら、出し入れしやすく散らからなくなりました」
●見た目より使いやすさを優先して収納場所を決める
キッチンの背面カウンターにファイルボックスを置き、水筒とラップ置き場に。「毎日出し入れするので、使いやすさ優先でフタや目隠しはなしにしました。それだけで、片づけのハードルがグンと下がるから不思議です」
●ドア裏を活用して出がけのバタバタをゼロに
玄関のドアの裏に、マスクホルダーと100円のボックスをペタリ。「マスクホルダーはtowerのもので、マグネット式。ボックスには自分でマグネットをはりつけました。サイズや素材別にマスクを入れて使っています」
玄関収納の扉裏にもフックをつけてカゴをつるし、ハンカチとティッシュ入れに。「出がけにここからカバンに入れればOK。子どもから“ママ取って”と言われることもなくなりました」