毎日蒸し暑い日が続き、冷たいおやつが食べたくなるこの時期。買い物に出るのもおっくうな日に、お金をかけずに簡単におうちでおやつがつくれると便利ですよね。
そこで、おいしくて家族が喜ぶ節約料理を雑誌やウェブで紹介しているブロガーの高木瞳さんに、家にある材料でパパッとできる、ひんやりおやつを教えてもらいました。
材料は3つで完成!プルプルもちもち食感がたまらない「牛乳もち」のつくり方
子どもたちには安全なものを食べさせたい、でも忙しくて凝ったものはつくれない…そんなとき、家にある3つの材料でつくる「牛乳もち」がわが家のお助けメニューです。
特別な材料を使わないので節約効果も抜群! 家族4人分(20個分)でも約60円、1人分(5個分)なら約15円でできます。トッピングで味のバリエーションがつけられるので、頻繁につくっても飽きることなく、子どもたちからはいつも大人気!
早速つくり方をご紹介します。
【材料(500円玉大のもち約20個分)】
・牛乳 240cc
・片栗粉 大さじ4
・砂糖 大さじ2
【つくり方】
(1) 小鍋にすべての材料を入れてよく混ぜ、火にかける。常によくかき混ぜながら弱火~中火で煮る。
(2) 途中から急に固まってくるので、こがさないように注意しながら、ほどよい固さになったら火から下ろす。
(3) (2)をスプーンで一口大分すくい、ボウルに入れた氷水(分量外)に落とす。
形を整えたい場合は一度氷水に落とし、触ることのできる温度になったら手で丸め、再度氷水で冷やします。あとは器に盛りつけて完成です!
和風から洋風まで食べ方のバリエーションは無限大!おすすめアレンジ4選
そのままでもつるんとのどごしがよく、おいしい牛乳もち。トッピングを変えたりアレンジを加えると味のバリエーションが広がり、いろいろな食べ方で楽しめるのも魅力です。
●黒蜜&きなこで和風に
まずは鉄板の食べ方といえば…黒蜜ときなこの和風トッピング!
丸めて冷やした牛乳もちに黒蜜ときなこをかければ、わらび粉や白玉粉などの特別な粉を使わなくても、わらびもち風、白玉風のひんやりおやつが完成します。
●ジャムを添えてパンナコッタ風に
優しい甘さの牛乳もちは、イチゴ、ブルーベリー、オレンジなど、さまざまなジャムと相性抜群です。こちらは、スプーンでざっくりすくった牛乳もちを使用。
もちもち感があるので、イタリアンデザートのパンナコッタみたいな雰囲気に。あればハーブの葉をちょこんとのせると、さわやかさがアップします。
●ココアパウダーでティラミス風に
ココアパウダーを振りかければ、ティラミス風の大人っぽいおしゃれなおやつに大変身!
刻んだチョコレートをパラパラっとのせると、ほろ苦いココアパウダーに少し甘味が加わり、ちょうどよいバランスに。節約おやつの域を超えて、見た目もゴージャスなぜいたくおやつのでき上がりです。
●シュワっとさわやかフルーツポンチに
カットしたフルーツと丸めた牛乳もちをガラスボウルに入れて、炭酸水を注げばフルーツポンチに! フルーツの酸味と牛乳もちのほのかな甘味がちょうどよく、暑い季節にぴったり。
写真では生のキーウィ、オレンジ、バナナを入れていますが、フルーツは缶詰でもOK。炭酸水は、サイダーやお好きな味のジュースに変えてもおいしいですよ。
ほかにも抹茶パウダーやあんこをかけたり、ヨーグルトやはちみつと合わせたり、組み合わせは無限大!
いつくかのトッピングを用意しておき、それぞれお好みでカスタムして食べる「牛乳もちパーティー」をするのもいいですね。
おいしくて、おうちにあるものですぐできて節約にもなる牛乳もち。お子さんと一緒に盛りつけをするもの楽しいので、夏のおやつメニューにぜひ加えてみてくださいね。