毎日使う掃除グッズは、しまい込まず、いつでも手に取れる場所に収納するのが家事の基本。頻繁に使うトイレならなおさらです。
「出しっぱなしにすると生活感が…」というお悩みは、ちょっとした工夫で解消しましょう!
整理収納アドバイザーなど数々の資格を持つお片づけのプロ・akaneさんは、100円グッズを賢く活用。トイレでよく使う消臭剤とアルコール除菌剤を、出しっぱなしでもおしゃれに見えるよう工夫しています。詳しく教えていただきました。
トイレの消臭剤は100円グッズでカバーをつくり、出しっぱなしに
汚れやにおいが気になるトイレは、こまめに掃除したい場所です。
トイレは狭いスペースなので、掃除道具は扉や収納スペースに隠し、目に入らないようにしまいたい。でもしまい込むと掃除がおっくうになることも。
akaneさんのお宅では、消臭剤とアルコール除菌は出しっぱなしにしています。
「今までは収納していましたが、すぐ手に届く位置に置いて掃除しやすいことを最優先にしました。とはいえ、カラフルなパッケージの消臭剤はそのまま置くとモノトーンのインテリアと合わず浮いた印象に。そこでカバーをつくることにしました」
●消臭剤カバーのつくり方
【材料】
・カッティングシート(もしくは白の厚紙)
・白のクリアファイル
・白のビニールテープ
・ラベルシール(お好みで)
材料は、カッティングシートと白のクリアファイル。どちらも100円ショップで安く手に入るものです。
【つくり方】
(1) カッティングシート(裏の粘着シールをはがさずそのままの状態)を、消臭剤より気持ち大きめの幅に丸めます。
カッティングシートの代わりに厚紙を使ってもかまいません。
(2) 丸めたカッティングシートの上に白のクリアファイルを重ね、白のビニールテープで留めて筒状にします。
こちらの派手な消臭スプレーを、カバーの中に入れます。ぴったりでなく気持ち大きめサイズにするのは、カバーをとりはずししやすくするため。白のクリアファイルを重ねるのは、カバーが汚れてもふいて落としやすくするためです。
(3) あとはお好みのラベルシールをはるだけ。なにもはらなくてももちろんOKです。
アルコール除菌剤はパッケージがはがせるタイプなので、透明なボトルだけの状態にし、同シリーズのラベルシールをはって統一感を出しています。
「お掃除グッズを出しっ放しにしておけば、トイレに入るついでにササッと掃除できます。あらためて掃除、と構えなくてもいいので気持ちもラクです」
見た目がおしゃれで出しっ放しにでき、掃除がおっくうにならないこちらのアイデア、参考にしてみてはいかがでしょうか。