大人世代の代表的な髪の悩み「白髪」は黒く染めるもの…と思い込んでいませんか? 最近では、白髪をポジティブに楽しむ選択肢もあるんです。プロおすすめのケアで美髪をキープするコツをご紹介します。

生き生きした女性
白髪をポジティブに楽しんでみませんか?
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黒く染めるだけじゃない!選べる、今の白髪ケア

年齢を重ねるごとに増えるのが白髪。さまざまなケアで楽しむ方法を紹介していきます。

(1) サロンで明るく染めて白髪を目立たなくする

ブリーチをした女性
62歳女性

近頃人気なのが、ベースの白髪を生かして明度の高い茶色やハイライトを入れて、明るく染める方法です。
伸びてきた白髪が目立たなくなるだけでなく、おしゃれに見えて、 まさに一石二鳥! 絶妙なカラーリングが選択できるのも、サロンで染めるメリットです。

ブリーチのハイライトを入れた女性
51歳女性

こちらの方はブリーチのハイライトで白髪を目立たなくしています。黒髪と白髪の境目をブリーチのハイライトでぼかしてから、全体にバイオレット系のヘアマニキュアを重ねています。白と黒の境目を曖昧にすることで、全体的にグレイのトーンになり、伸びてくる髪も目立ちにくく。

(2) ヘアアレンジでチラ見え白髪の根元をカバー

生えてきた白髪を隠すには、いつものヘアスタイルにひと手間加える方法もおすすめ。スタイリングを変えたり、小物を加えるだけだから、サロンに行けないときやカラーができない人にもぴったり。ワンパターンになりがちなヘアも華やかにシフトします。

・分け目を変えて、白髪をカバー&ボリュームアップ

ドライヤーで乾かす女性

いつも同じ分け目だと、その部分に紫外線が当たってカラーが退色し、白髪が目立つことも。
分け目も広がってしまうので、時々は分け目を変えていつもの場所から2cmずらしたところが分け目になるよう髪を取り、毛束を逆方向に引っ張りながら、根元を中心にドライヤーを当てます。立ち上がりをつけることでボリュームも出て、分け目の白髪も目立ちません。

(3) ホームケアで手軽にカラーリング

忙しくてサロンに通えないときに便利なのがホームカラー。ドラッグストアで購入できて気軽に使えますが、使い方が悪いと、きれいに染まらないばかりか、髪や地肌にダメージを与えることも。
失敗しないためには、使い方のコツや特性を知っておくことも必要です。一般的なクリームタイプのホームカラーやマニキュアは、この方法で塗るときれいに仕上がります。

・コームの先で髪の毛を取る

コームの先で髪の毛を取る

一気に塗るのではなく毛束を少しずつ取りながら塗るのが、ムラなく色づけるコツ。分け目から2cmずらした位置にコームの先を入れて、髪の毛を分け取ります

・顔周りの根元を中心に塗る

顔まわりの根元をカラーリング

ブラシでカラー剤を塗布します。ブラシを寝かせ、地肌を避けて塗りましょう。2cmずつこまめに毛束を取りながら、白髪の多い顔周りを中心に塗ります。

(4) 黒く染めず、グレイヘアを育てる

白髪染めができない、白髪の割合が多い人は、グレイヘアの選択も。ただし白髪は透明感が高いので、黒髪よりもパサついて見えやすいもの。
そのためケアを怠ると疲れた印象を与えることも…。グレイヘアこそ、こまめなケアやおしゃれの工夫を欠かさずに!

グレイヘアの女性
64歳女性

こちらの方は白髪を生かし、レイヤーとグラデーションを入れてカット。美しい毛流れをつくることで、やや多めの白髪も自然に。

さらに詳しい白髪ケアの方法や、おすすめのヘアケアアイテムについて『これからの暮らし by ESSE vol.1』でご紹介しています。ぜひ手にとってみてくださいね。

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