乾物を入れたり、つくりおきをしたり、キッチンで毎日便利に使える保存容器。いざ買おうとすると目移りしてしまい、どれがいいのか迷ってしまうことも。
「保存容器を選ぶ際には、耐熱などの機能はもちろん、使わないときに重ねられるなどの収納方法、見た目の統一感も大事。欲ばるなら、お値段も手頃でデザインがいいものがいいですよね」というのは、インテリアコーディネーターの森下純子さん。
毎日使う保存容器。機能はもちろん、収納やデザインも考えて!
今回は、収納や片づけサポートで数々の保存容器を目にしてきた森下さんに、おすすめのアイテムを詳しく語っていただきました。
●耐熱ガラスだから、オーブン料理をつくってそのまま食卓へ
お皿としてもそのまま食卓に出せるおしゃれな保存容器は、イケアの「FORTROLIG(フォルトローリグ)」シリーズ。
すべての画像を見る(全6枚)ガラス製なので色移りや匂い移りしないのがいいところ。オーブンやレンジもOKで、1499円とリーズナブルなのもうれしい点です。さらにリーズナブルでパッキンの色が選べる「365+」というシリーズも。
※オーブンで加熱する際にはフタを外し、電子レンジで加熱する際は、蒸気を逃すためふたを半開きにしてください
中が見える容器は、なにが入っているかが一目瞭然。冷蔵庫の中でも探しやすく、食べ忘れ防止にもなります。みそなど、長期の保存容器としても使えて便利。
●使わないときは重ねられるフードコンテナで、収納スペースもすっきり
おかずの下ごしらえなどでも気軽に使える容器をお探しなら、「リベラリスタ フードコンテナ」のシールタイプがおすすめ。堅牢なのにリーズナブルでデザインもかわいい、日本のプラスチックメーカー「リス」の製品です。値段は480円から。
食洗機や電子レンジもOK。自立する蒸気抜きエアー弁がついているので、フタをしたまま加熱ができます。忙しいときは鍋を使わず、この容器だけで食材を蒸すなど、電子レンジメニューが活用できます。
容器はこんな風に重ねられます。フタが透明なので中が見やすく、小さなサイズからそろっているので、サラダやご飯などにもぴったり。
写真のホワイトのほか、レッド・イエロー・スカイブルーなども。1色でそろえるもよし、用途やサイズ別に色分けして、冷蔵庫の中をカラフルにしてもよし。
使わないときは、このような持ち手つきの戸ストッカーに入れれば、コンパクトに収納できるうえに、高い位置からも取り出しやすくなります。
●乾物の収納にはシリコンパッキンつきのキャニスター
グレーのフタがシックな「b2cアクリルキャニスター」はシリコンパッキンつきで密閉性が高く、パスタや乾物・麦茶パックなどの保存に便利。国内メーカー「sarasa design」の製品です。
サイズにもよりますが1000円前後で入手可能。
サイズは大小さまざまそろい、重ねて使えます。中が見えるので、乾物などを袋のままで管理するより在庫管理がラクに。デザインもおしゃれなので、棚に並べておいてもかっこいい!
コーナーが丸くなっており、お掃除や手入れもしやすい形状です。フタはグレーのほか、ホワイトやブラック、コルクタイプもあるので、インテリアに合わせて選ぶ楽しみも。
このシリーズには、キッチンのコンロ脇にある小さな引き出しにぴったりなスパイスボトルもあり、保存容器のデザインをそろえたい方は要チェック。
このように、さまざまなメーカーからおしゃれで使いやすい保存容器が続々と登場しています。ぜひ自分の用途や暮らしにあったものを見つけてみてください!