暮らしのなかのちょっとしたことを工夫するだけでも、節約できることはたくさんあります。今回は、エッセのお金コンテストで金賞を受賞した貯め達人の、日々の節約アイデアを集めました。すぐ真似できる貯めワザは必見です!
ちりも積もれば山となる!?Sさんの節約アイデア
“すべてカット”ではなく、さりげない工夫で楽しみながら出費を減らすのがコツ。4人子育てしながら、貯蓄ゼロから1年で230万円を貯めたSさん。その節約アイデアには、貯まる秘訣が満載!
・Sさん(千葉県・29歳)
夫(34歳)、長女(6歳)、二女(4歳)、長男(3歳)、二男(1歳)の6人家族。自宅は4LDKの一戸建て。間もなく育児休暇を終え、保険会社に職場復帰予定
●米がたりなくなったら自家製パンづくり
すべての画像を見る(全7枚)米粉のパンなら、ご飯と同様おかずとの相性がよく腹もちもよし。「発酵後のタネは冷凍保存できるので、常にスタンバイ。必要なときにサッと焼けるので便利です」
●暖房や冷房を使わずに寝る工夫を
子どもたちの体調管理のためにも、就寝時は極力エアコンを使わない工夫を。「寒い日はみんなでくっついて寝ればぬくぬく、夏は繰り返し使える氷枕でひんやり快適に」
●夫の遠出には、土産でなく「土産話」をお願い
夫婦共通の趣味であるツーリング。子育て中の今、妻はしばしお休み中。「夫がひとりで行った日は、割高なお土産は不要と伝え、その代わり楽しい旅話を聞かせてもらうことに」
●野菜をゆでるときはなるべく電子レンジで
効率と手間を考えて、「ゆでる」「ふかす」はすべて電子レンジにおまかせ。「わが家はレンチンの温野菜サラダや根菜スープばかり。末っ子の離乳食も一緒につくれます」
●外食したくなった日はメインだけテイクアウト
ご飯や汁物、副菜は家で用意すればかなり安上がりに。「夫も子どもたちもメインがお店の味なだけで大喜び。私もお財布を気にせず外食気分を満喫できるので重宝しています」
●風呂はシャワーですませてスキンケアを楽しむ
娘はアトピー体質のため、長風呂厳禁。「家族みんなが、なるべくシャワーでさっと出ています。その代わり、香りのいいクリームを塗り合って入浴後の時間を楽しむように」
【ファイナンシャルプランナー・横山光昭さんからひと言】
必要最低限の出費に抑える工夫がたくさん。夫婦や家族で協力し、夫の収入内でやりくりしていることがすばらしいです!
お金をかけるところと締めるところのバランスが絶妙! な達人のアイデア、いかがでしたか。ひとつひとつは小さな工夫でも、結果、大きな貯蓄に結びついている節約ワザの数々、ぜひ参考にしてみてください。