短い鉛筆がたまってしまう…。そんな光景は、小学生がいるご家庭あるあるかもしれません。
鉛筆は最後まで使えないところが残念。ですが、捨てるのももったいないですよね。

鉛筆をつなげて1本にできる「TSUNAGO」という便利グッズをご存知ですか?
実際に使って感動したという、整理収納アドバイザーのまいさんが、レポートしてくれました。

鉛筆など
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鉛筆をつなげて1本にできる!プレゼントにもぴったりな「TSUNAGO」

鉛筆3本

こちらは小学生の次男の鉛筆。まるで短さに挑戦しているようです。大切に使うのはいいけど持ち方が悪くなりそうなのが心配でした。「鉛筆補助軸」というグッズもありますが、削るたびに結局外すのが面倒で使わなくなってしまいました。

最近みつけた、鉛筆をつなげて1本にできる「

TSUNAGO

」という商品が、そんな悩みを解決してくれました。数年前にテレビで紹介されて以来人気で、しばらく品薄になっているとのこと。私は公式ショップで購入しました。

●中島重久堂の「TSUNAGO」

「TSUNAGO」をつくっている中島重久堂さんは、大阪にある鉛筆削り会社です。
国内主要文具メーカーの鉛筆削りをOEM製作されていて、刃にはブランドのNJKの刻印がされています。国内シェア8割ということなのでよく見るとお使いの鉛筆削りの刃にも刻まれているかもしれません。

さて、今回購入した「TSUNAGO」はこちら。

TSUNAGO

削るときに結構力がいるらしく、それをサポートしてくれる「ペンシルホルダー」つきを購入しました。

TSUNAGOとフタ

大きさはこれくらい。

TSUNAGOを持つ

片手で持てます。

TSUNAGOを持つ真上

フタは回していくと、0123の数字と穴が開いています。

フタ部分を取り出す

フタを外すとこんな感じです。

フタ部分

それぞれの穴に用途に応じた道具がついています。鉛筆削りの刃には「NJK」の刻印!

●TSUNAGOの使い方

フタを回して、数字の順に鉛筆を差し込んで削ります。

1.穴をあける

TSUNAGOに青鉛筆

1の穴に一本目の鉛筆のお尻を入れて時計回りに回します。

キリのような道具で削るのですが、鉛筆が持ちづらく押し込みにくい。

鉛筆先にホルダー

そこでホルダーの出番です。鉛筆を持つよりも力が入って、削りやすくなりました。

TSUNAGOの中身

力を入れすぎると割れてしまうそうなので、うまく加減して削っていきます。

芯のカス

途中、抜いてあき具合を確認しながら芯のカスをトントンと出します。

青鉛筆に穴が開いた様子

穴があきました!

2.二本目を削る

2の穴に二本目の鉛筆を入れて削ります。

TSUNAGOに水色鉛筆

こちらは普通に削る要領で回します。

TSUNAGOと水色鉛筆

削れました。根元が少し平らで直角に削れています。

3.整える

水色鉛筆を持つ

3の穴に2の鉛筆の先を入れて回します。

ザラザラだった削り面がツルツルに整いました。

4.2本をくっつける

青鉛筆にボンド

1本目の穴にボンドをたっぷり入れて、2本目の鉛筆を差し込みます。

ボンドで2つの鉛筆をくっつける

はみ出たボンドをふきとります。

ティッシュでふく

完全に乾いたら完成です。

完成した鉛筆

達成感あります!!!

息子が「やってみたい!」というので、もう1本削ってさらにつなげてもらいました。子どもにもできます。

3本組み合わせた鉛筆

色を合わせた方がよかったかもしれません(笑)。

●つないだ鉛筆の使い心地

折れたりぐらつくこともなく、1本の鉛筆のように使うことができました。まだ到達していないのですが、つないだ境目も普通に削れるらしいです。

●おわりに

鉛筆が短すぎると削れない(とくに1番の穴開け)ので、5cmくらいになったらつなげるのがいいようです。

学校に持っていくのは恥ずかしいかな? と思いましたが「カッコイイ!」と言って筆箱に入れて使っています。小さい鉛筆を捨てなくてよくなり、とてもとてもうれしいです。

使えるものはきちんと使いきりたい。鉛筆だけでなく、なにか大切な想いも「つないだ」気がするすてきな商品だと思いました。入学祝いやプレゼントにしたら喜ばれそうですね。