44歳とは思えない、エイジレスな美肌のもち主でも知られる美容家の石井美保さん。スキンケアの出発点である「洗顔」で肌が見違えるように変わる、と話します。
テレビでも話題の1週間で美肌に変わる「石井式洗顔」を教わりました!

頬に手を置く白ワンピース女性
洗顔で肌は生まれ変わります!
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超話題!石井美保さん式洗顔で1週間で美肌革命!

年齢を感じさせない毛穴レスの美肌が印象的な美容家の石井美保さんですが、20代後半は誤った洗顔法でトラブル続きだったそう。
「軽いメイクでも洗浄力の強いクレンジングを使い、ベタつくからと熱いお湯でジャーとすすぐ…。しかも洗顔後の肌は“つっぱってこそ洗えている証拠”と勘違い。おかげで肌は常に乾燥状態。毛穴は開き、キメは乱れ、ツヤも透明感もありませんでした」

ところが、まつげエクステをつけ始めて、それを落とさないために泡で押し洗いする洗顔に変えたところ、肌がみるみる向上。その経験から洗顔こそが美肌づくりの原点だと開眼します。

「洗顔法を摩擦が少ない方法に変えただけで、肌が乾燥しなくなり、やわらかくなりました。角栓が取れ、次第に毛穴まで目立たなくなったのです。私が今こうして美容家として活動できるのは、洗顔にあったと言っても過言ではありません。朝夜2回×365日行う基本の洗顔、ぜひ見直してみて」

●こんな洗顔は肌によくありません!

・泡立て不足

泡は手と肌の間の緩衝材のようなもの。泡が少なかったり、泡立てが粗いと、洗顔の際、手が肌に直接触れ、これが刺激に。

・泡でくるくるマッサージ

指を動かして汚れを落とそうとするのは、泡の上からでも、肌摩擦となって危険です。ほとんどの人が無意識にやっています。

・シャワーでザッと流す

入浴中、髪や体を洗ったついでにやりがちなすすぎ方法ですが、シャワーの水圧は刺激に。水温が高くなりがちなのも問題です。

・くたびれたタオルでふく

水気をゴシゴシふくのは論外ですが、優しくふいても、古くてゴワついたタオルなら台無し。肌当たりがやわらかいタオルを選んで。

・熱いお湯ですすぐ

すすぎの水温の目安は約30℃。これは、手をつけたとき冷たいと感じる「ぬるま湯」。水温が高いと必要な油分まで奪ってしまいます。

●クレンジングの使い方

両手で顔に触れる
赤ちゃんをさするくらいの力で!

濃いメイクなら洗浄力の強いオイル、ナチュラルメイクならマイルドな泡タイプなど、メイクの濃さに合わせてクレンジングを選びましょう。

手のひら

また、ゴシゴシこするのは刺激になるので厳禁。手の指の根元など広い面を使い、赤ちゃんの頭をさするつもりで優しくなじませます。

絶対こすらず「押し」洗い!基本の石井式洗顔をマスター

石井式洗顔は、とにかくこすらないのがコツ。肌摩擦ゼロにすることで、赤みやくすみ、乾燥が改善します。

1:たっぷり泡立てる

泡立てネットなどを使い、濃密でヘタらない泡をピンポン玉3個分くらい、たっぷりつくります。

手のひらに洗顔泡
ピンポン玉3個分以上!

泡立てネットなどを使い、濃密でヘタらない泡をピンポン玉3個分くらい、たっぷりつくります。

2:両手に泡をのせモフモフ押し洗い

泡を両手につけて頬に
モフモフ

つくった泡を両手に半量ずつのせたら、泡の圧で毛穴の汚れを押し出すイメージで押し洗い。泡をクッションにし、手で直接肌を触れないようにしましょう。顔の正面、皮脂の多いおでこやあごも、指でこすらず泡で押し洗いします。

<おでこ&あご>

洗顔泡を顔につけて手のひらおでこ

<正面>

洗顔を顔につけて両手を目に

3:ぬるま湯で、こすらずに、よくすすぐ

押し洗いのあとは流水ですすぎ。手ですくった水に顔をひたすようにして、泡を洗い流しましょう。正面を10回、左右の側面を各5回、おでことあごを各5回すすいだら顔を上げ、鏡ですすぎ残しがないかよくチェック。もし残っていたら、その部分を5回すすいで。

<正面10回>

顔をお湯で流す

<左右各5回>

お湯で顔の洗顔落とす

<おでこ5回>

おでこの洗顔落とす

<あご5回>

顎の洗顔を落とす

4:ふんわりタオルで優しくふき取る

タオルに顔をつける
ポンポン

タオルをポンポンと当てて水気をふき取ります。タオルは、肌当たりが優しい、やわらかくて吸水性のいいものを。できれば顔専用タオルを用意できるとベストです。