自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。

今回は、子どもを療育に通わせていることについて思うことを語っていただきました。

療育に通ったことで、感情のコントロールができるようになったわが子

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前回の記事で、「息子を療育に通わせている」と書いたことで、10件を超えるメッセージをいただきました。

以前も書いたことがあるんだけど、息子は幼稚園の年少の頃から「広汎性発達障害の可能性が濃厚」と診断されて療育に通ってます。

知的な遅れがないので一見なんの問題もなさげなんだけれども、睡眠障害、聴覚や皮膚の感覚の過敏、興味の切り替えの難しさ、特定の物事に対して強い興味、決まった手順を繰り返すことへのこだわり、1人でいることを好む、興味をもったものに関してのすごい愛と執着、などなど「育てづらィッッッッ…」と思うことの多い子でした。

でも療育に通い始めて、(もちろん年齢的な落ち着きも出てきたのもあるけど)本人が自分で自分の感情のコントロールができるようになり、親子でゆったり暮らせるようになりました。

気にするだけ無駄では

「わが子を色メガネで見られたくない」とか「わが子が発達障害と診断されたら愛せなくなるかも」とか「他人の目が気になって療育に通わせられません」と言う方は、今だけじゃなくて子どもさんの将来の困り感のことを想像してみてほしいな。

そして、そこまで思い込んでしまうということは、普段だれにも相談できずにめちゃくちゃしんどい思いして暮らされてるんじゃないかな? とも思うんです。

以前岡山に住んでいた時に
「ウチの子は私の宝物ぞ!!」

私も正直、岡山で近所のおばあちゃんに絡まれたときは怒りでどうにかなりそうだった。

(言っとくけど、岡山の人ほとんどいい人だからこのばあさんが異端。異端婆)

療育に通ってるからどうとかそんなこと言ってくる方が100%おかしいですから!

みんなもう気にしないでいきましょう。

あの時の私は

いつも子どもの様子を見てる親の目はめちゃくちゃ信頼できるし、この子は普通! と信じるのも大事と思うけど、発達センターや保健師の皆さんのプロの目も頼りになると思うので、子育てが異様にしんどいと思ったら頼るのアリですよ。

次回は、息子のみならず、ちょっと発達障害かじってそうな私たち夫婦の話を書かせてください。

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【大盛のぞみ】

Instagramに

@imoootjya

名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約10万人超。2児の母。著書に『

のぞみ33歳。だだ漏れ日記

』(扶桑社刊)がある