テレビやエアコン、照明など家にはたくさんのリモコンが。欲しいときにすぐ見当たらなかったり、リモコンスタンドが満杯になって使いにくい…ということはありませんか?
「リモコンを1カ所にまとめておく必要はありません」と話すのは、整理収納アドバイザーのRinさん。効率的な収納方法について教えてくれました。
リモコンはそれぞれ使う場所の近くに置く!これがすっきりした部屋の鉄則でした
リモコン収納を考えるとき、最も大事なのは生活動線上に置くということ。使う場所でサッととり出せるように置くのが最もラクです。
「私も以前は、リモコン置き場をつくってすべてまとめて収納していました。でもスタンドにぎゅうぎゅうに入っていて使いにくかったんです」
そこで、100円ショップのとあるグッズを使って別々に収納することに。
●テレビのリモコンは磁石でテーブルの裏にくっつける
「テレビのリモコンはダイニングテーブルの裏側に、マグネットをつけて収納することにしました。そのリモコンをどこで一番使うか、を考えるとダイニングテーブルにくっつけるのが一番しっくりきたんです」
使っているのは100円ショップで手に入るマグネットと、磁石用ステンレス補助プレート。
「テーブルの裏にプレートを、リモコンにマグネットをそれぞれ両面テープではりつけています」
Rinさんは冬季限定で使っている掘りごたつのリモコンもこの方式で収納。リモコンにマグネットをはり、こたつ本体にはプレートをはってくっつけています。
●シャッターのリモコンは壁に固定!
平屋にお住まいのRinさんは、防犯上シャッターを毎日上げ下げしています。朝晩必ず使うので、家の中でよく通る場所にリモコンを設置。
「ダイニングと寝室の間の壁につけました。ここは夫も私も必ず通る場所。部屋の照明スイッチの隣に画鋲を押して引っかけています」
これなら寝る前も、朝起きてすぐも自分は立ったまま、リモコンは壁に引っかけたままボタンを押せるのでラク。
●あまり使わないリモコンは、思いきって収納庫へ
Rinさん宅には照明のリモコンもあり、以前はほかのリモコンと一緒にスタンドに入っていました。
「照明は壁のスイッチを押すことがほとんどなので、リモコンは滅多に使いません。ただ、調光設定をするときは必要なので、処分はできない。そこで出しっぱなしはやめて収納庫にしまうことにしました」
「毎日使うものではないので、まったく不便は感じません。これで大きなリモコンスタンドが不要になり、すっきりしました」
リモコンが使いやすくなり、インテリアもすっきり。一石二鳥のRinさんのテクニック、ぜひ参考にしてみてください。