今年は新型コロナウイルスによる休校の影響で、夏休みが短い学校も。
ここでは、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんに、子どもの新学期の準備をスムーズにする方法を教えていただきました。
ぞうきんも上履きも新学期直前は品薄に。早めに準備しておきましょう
幼稚園や小学校の新学期の準備と言えばぞうきんの用意。私が子どもの頃は使い古しのタオルなどを縫ってつくるのが一般的でしたが、今は100円ショップなどで買う家庭も多いようです。
わが家もぞうきんにおろせるタオルがなくて100円ショップで買ったときに「薄くて絞りやすい」と子どもに好評。それ以降も100円ショップで買うようになりました。
けれどあるとき、新学期が始まる数日前に買いに行くと在庫ぎれでした。店員さんに「この時期はみんな買うからね」と言われ仕方なく別のお店に行き、なんとか購入できましたが、時間と労力がかかってしまいました。
そして上履きも。夏休みは期間が長いためにその間に足が大きくなって上履きがきつくなり、ワンサイズ上の上履きを買いに行ったら欲しいサイズが在庫切ぎれ…。新学期前はよく売れるのだとか。考えることはみんな同じですね。
●余裕のあるうちに先々のストック品を準備しておく
そういったことがあり、学用品は在庫に余裕のあるうちに買ってストックしておくようになりました。
上履きも大きいサイズを買っておいてストックしています。
100円ショップで買ったカゴに、ぞうきんは1枚ずつバラして必要枚数が取りやすいようにして入れます。
さらに、わが子が通う学校ではレジ袋のような持ち手つきのビニール袋も提出するので、これも一緒に入れておくようにしました。
それまでは新学期の準備をする度にキッチンにあるビニール袋を取りに行っていましたが、それがすごく要領が悪く感じ、ぞうきんと一緒に数枚入れておくようにしたらスムーズに準備できるようになりました。
皆さんも、学校で使うものは近くにまとめておくのがおすすめです。
上履きは1~2足をストック。そのとき小さいサイズを上にすると、必要になったときにすぐに選べます。
ここでストック数には注意を。あまり多くストックすると卒園・卒業時に履かずに終わってしまうということになりかねないので、せいぜい1年後ぐらいのサイズまでにしています。
●持ち物一覧はイラストでつくるとドタバタなし。子どもも準備できる
給食の持ち物の準備に戸惑ったことはありませんか?
きちんとそろえたつもりでも休みの間に記憶が薄れ、なにか忘れているような気になることがあったので、持ち物一覧をつくりました。
この一覧を見て揃えれば確実なので心配もなくなりました。絵も入れるとよりわかりやすいし、子どもに自分でそろえてもらうことができます。
幼稚園の子の場合、給食以外にタオルなどほかの持ち物も一覧にしておくと助かりますよ。
このように、新学期の準備は間際ではなく早めに用意したり持ち物一覧をつくっておくことで、ドタバタがなくなりました。参考になれば幸いです。