献立を考えるとき、スマホで探す人はきっと多いはず。検索したレシピを見ながら料理をする際、スマホはキッチンのどこにどうやって置いていますか?
今回はキッチンで邪魔にならず、操作もしやすいスマホライフを、整理収納アドバイザーの長島ゆかさんに見せてもらいました。
「メモを見ながら」というアナログ派に役立つプチテクニックも併せてご紹介します。

シンク壁にスマホ
スマホを壁にくっつければ、万一の濡れも防げます
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壁面に吸着シートを設置!「スマホを見ながら料理」が格段にラクになるワザ

ハンズフリーでスマホの画面を見るには、スマホスタンドやホルダーが便利。ただし場所をとるので調理の邪魔になったり、スマホカバーをわざわざ外さなければ装着できない場合もあったりと少し手間がかかってしまいます。

そこで長島さんが取り入れているのが、吸盤がついた吸着シート。

スマホに吸着シート
両面吸盤ピタッと吸着シート。大きさはスマホにぴったり

「セリアで発見しました。もともとは石鹸や洗顔小物を設置するアイテムのようで、洗面用品コーナーに置いてあります。私はこのシートでスマホを調理台の目の前にある壁面にはっています」

壁に吸着シート

「わが家のキッチンの壁はツルツルした材質なので、吸盤でがっちりホールド。はがすのも簡単で、好きな位置に何度でもはり替えることができます。スマホを横向きにすることも可能。YouTubeでのレシピ動画を大画面で見られます」

壁の吸着シートにスマホ

手軽にできるテクニックですが、耐荷量には注意が必要。

「シートのパッケージには150gと記載されているので、スマホの機種によっては落下する危険性も。心配な場合は調理台の立ち上がり部分にスマホを置けるような高さではりつけるといいと思います」

●レシピのメモは、シンク下収納か吊り戸棚の扉裏にはればすっきり

長島さんは、スマホだけでなくレシピメモも愛用中。味つけする調味料の分量や割合など、簡単なレシピメモをつくって、調理中にサッと確認できるようにしています。

すぐ見られるよう常に外に出してはっておくのが最も便利ですが、量が増えるとゴチャゴチャしてしまうもの。水などで濡れてしまうこともあります。そこで長島さんは、シンク真下にある収納の壁部分にまとめてはることに。

シンク真下にある収納の壁にメモ

「ここは扉をあければすぐ見える場所。ここにメモをテープではっておき、今使いたいものだけを取り出して調理台の前の壁に移動させています。見終わったらまた戻す仕組みです。ちなみに吸着シートも、使わないときはここに収納しています」

つり戸棚の扉裏にメモ

シンク下収納に壁がなかったり、背が高くてかがむのが大変だという人は、つり戸棚の扉裏がおすすめ。

「どちらもはるスペースが限られていて、メモが増えすぎることもありません。普段は隠していても、今使いたいレシピをすぐ見つけることができますよ」

キッチンでの作業をスムーズにしながら、見た目もすっきり。使いやすいキッチンになれば、料理がどんどんはかどりそうですね。