気温も上がり、冬の間に活躍していたものをしまう時季ですね。
ここのところおうち時間も長く、寒いときに活躍していた敷きパッドなど、ゴムが伸び伸びになってしまってしまったりしていませんか?
家事ブロガーのよしママさんが、応急処置について教えてくれました。

「布団の敷きパッドのゴムが伸びちゃった」手軽に直せる対処方法

ゴムベルト
敷きパッドのゴムがピロンと伸びてしまったことありませんか? これらのアイテムで解決しますよ
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冬の間に活躍する敷きパッド。布団用やホットカーペット用などがあります。その裏についている、ずれ防止の四隅にある平ゴム。すぐに伸びてしまって困った経験ありませんか。
ビロビロに伸びたままだと、足にひっかかりつまづいてしまい、怪我の原因になります。また布団やカーペットからずれやすくなります。

もう使う時季じゃないし、とりあえず応急処置ですませたいという方への対処法を紹介します。

●縛る

ゴムとハサミ

いちばん簡単な方法は縛るだけ。ゴムが余る場合はハサミを使ってカットすれば邪魔になりません。見た目が悪いですが、いちばん短時間ですむ方法で、使う道具もハサミだけ。縛った部分は洗濯したあと乾きにくくなるデメリットがあります。

●折り畳んで縫う

折り畳んで縫ったゴム

こちらはカットせずに折り畳んで縫う方法。 縫った四角の部分は強度が増し、次に伸びにくくなります。縫った部分は3重になるのでゴム部分は乾きが悪くなるのが難点。手縫いで縫うときは、最初と最後を返し縫いすれば強度が増します。

●伸びた部分をカットして縫う

伸びた部分をカットして縫う

平ゴムは端より真ん中部分が伸びてしまいがち。伸びてしまった真ん中部分をカットして、カットした切り口を重ねて縫うだけ。こちらも四角に縫えば強度が増します。ゴムが2重なので手縫いしやすいです。

●隅に折り畳んで縫う

隅に折り畳んで縫う

伸びた隅に折り畳んで敷きパッドと一緒に縫う方法です。縫い直した部分がいちばん見えにくい方法です。カットした部分と同じつけ根に縫うと、分厚く乾きにくくなるので、ずらして縫い直すのがポイントです。写真で指さししている部分はゴムがついていた場所です。こちらも長方形で塗っています。手縫いで縫えます。

●あくまで応急処置として。手軽に長く持たせてみましょう

とりあえず応急処置をすませただけでは、またふたたびゴムが伸びてきてしまいます。つい、だらっと長いままにしがちですが、そのときはゴムを新しい物にとりかえましょう。敷きパッドがずれにくく快適に使えますよ。
平ゴムは手芸用品店、100均、ホームセンターなどで手に入れることができます。