子どもが小さい頃は、一緒に遊んでいた「ヌイグルミ」。子どもが成長するにつれ、ただ置いてあるだけ、という家も多いのではないでしょうか? しかも、いざ捨てるとなると子どもが嫌がったり、どう捨てていいのかわからなかったりします。
「せっかく持っているヌイグルミ。置いておく以外にもいろんな活用法があります」と語るのは片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。プロがやっていることを教えてもらいました。
ヌイグルミの存在がランクアップ!アクセサリーをつけたり季節の行事でも活躍させると愛着度アップ
●注意喚起に使う
すべての画像を見る(全10枚)「これを忘れないで!」というときは、そのときお気に入りのヌイグルミと一緒に置くようにしています。
たとえばこちら。インフルエンザシーズンなど、子どもに消毒をしてほしいときには、このように一緒に置いて、「この消毒液、オススメだって言ってたよ!」と伝えておきます。
帰宅すると「ただいま~」とヌイグルミにも言いながら、シュッシュとやるようになりました。
子どもが熱でダウンしたときは、こんな風に体温計を持っていくと、苦しいながらもなごむようです。
以前、私が体調をくずしたときに、真似をして同じように持ってきてくれましたが、大人の私もちょっと元気をもらえました。
●一緒に子育てしてもらう
わが家では、パペットの眉毛のところにふせんをはって、今でもたまに登場して怒ってもらいます。親が普通に注意するよりも、効果があるんです。
●季節のディスプレーになってもらう
きっかけは、こちらの運動会ルック。娘が幼稚園に入る前にお下がりでもらった赤白帽をいつの間にか被らされていました。
クリスマスにはサンタ帽をかぶったり、クリスマスイブの夜になると、こっそりレゴでつくったプレゼントを置いたり…。こどもの日には兜をかぶったりしています。
節分の日には、なんと鬼のお面もかぶります。
誕生日用のカチューシャ。子どもが小さい頃していたものを、誕生日当日のディスプレーとしてヌイグルミに使ってみるのもオススメです。
●使わなくなったアクセサリーを飾る場所になってもらう
使わないけど、捨てるのはもったいないと感じる、私と小学生の娘の「ヘアアクセサリー」を使って、ヌイグルミにオシャレさせています。
もちろんネックレスなどのアクセサリーも使えますが、今のところわが家では、ヘアアクセサリーばかりです。
こちらはカチューシャですが、ハチマキに見えるので、お祭りシーズンにいいなと思っています。
着せ替え人形のようで、ちょっと楽しかったりもします。
なかなか捨てづらいヌイグルミだからこそ、いろいろと活用してみてはいかがでしょうか。