ますますお金を守らなくてはいけない時代。ESSEが日本全国から募集した、年間100万円以上の貯蓄に成功した人、通称『オカネジェンヌ』。そのコンテストで頂点を極めた作下裕美さんの、貯まる暮らしを密着取材して、そこから見えてきた貯めワザを紹介します。

収入が減った家計でも年間貯金180万円。便利なツールを使いこなすコツ

「整理収納アドバイザーの資格を取得したのを機に、収納も家計管理も無理なく続くシステムづくりが大切だと気づきました」と話す作下さん。仕事を辞め、夫が転職して収入が減った家計を見事立て直し、年間180万円の貯金を実現。住宅ローンも5年で完済しました。
気になるそのシステム、早速、見ていきましょう。

●目的別に分けた口座を1枚のカードで管理

ビザデビットカード
1枚にまとまるからスマート!
すべての画像を見る(全4枚)

1つの名義で、目的別に複数の口座がつくれる、住信SBIネット銀行を利用。
「『クルマ貯金』『多目的貯金』の2つの口座をつくり、カード1枚で管理。お金の流れをシンプルに」

●買い物はカードに一本化し、現金管理の手間をなくす

お財布にカード

買い物はほぼクレジットカードで。

「面倒な小銭のやりとりがなく、利用明細で使った場所もチェックできて◎。買い物するたび家計簿をつけるので、使いすぎもありません」

●総資産はスマホの家計管理アプリでチェック

スマホを持つ女性

家計管理アプリの「マネーフォワード」にすべての口座を登録。

「手軽に資産一覧を見ることができ、増えていると励みに。投資商品の運用状況も確認して、見直しのタイミングも外しません」

●教育費はNISAと終身保険、老後資金はiDeCoで備える

紙

使うのが10年以上先の教育費と老後資金は、投資商品で運用。

「教育費は長くおくほど戻るお金が増える終身保険とつみたてNISAで、老後資金はiDeCoで、それぞれじっくり増やしています」

お金の管理はシンプルにすればするほど見えやすく、使いすぎも防げて、貯まっている様子もわかって励みにも!

カードやアプリ、便利なデジタルツールはどんどん採用して、家計をスマートに管理するのが貯まるコツです。