おやつや朝食、ランチとしても使えるおいしいカレーパン。高級食パンに負けないくらい、今カレーパンの注目度が高まっています。
今回は東京都内でテイクアウトして食べられる絶品カレーパンを食べ比べ。そのこだわりのおいしさを徹底比較してみました。
専門店から高級レストランの味まで!東京の絶品カレーパン
すべての画像を見る(全12枚)●話題のカレーパンの価格と大きさを比べてみた
今回食べ比べをしたカレーパンはこの5つです。左上から
・Bon Coeur(神田)259円
・LE PAIN de Joël Robuchon(渋谷)324円
・nemo Bakery&Café(武蔵小山)270円
・天馬(外苑前)とろ~り半熟卵カレー(左下)、ビーフカレー(右下)各250円
※いずれも2020年4月上旬にテイクアウトしたときの情報になります。
※現在は営業状況が変わっている可能性がございます。店舗公式サイトなどでご確認ください
どれも個性的な形状のカレーパン。なかでもいちばん大きいBon Coeurのカレーパンは、長さが約15cmにも及ぶビッグサイズ。
カレーパン専門店として知られる天馬は、今回購入した「とろ~り半熟卵カレー」と「ビーフカレー」以外にも「たっぷりモッツァレラカレー」や「キーマカレー」がありました。どれも250円という価格は、ほかの人気カレーパンと比べてもリーズナブルでうれしいですよね。
●カレーパンの重さを比べてみた
・Bon Coeur 99g
・LE PAIN de Joël Robuchon 123g
・nemo Bakery&Café 97g
・天馬/とろ~り半熟卵カレー 119g
・天馬/ビーフカレー100g
いちばん重たかったのは、5つのなかで価格もちょっとお高めだったLE PAIN de Joël Robuchonのカレーパンでした。数字以上に手に持ったときのズッシリ感があります。
nemo Bakery&Caféのカレーパンは、表面にコーンフレークがまぶされており、食感も軽やか。なにより、この独特なビジュアルにも注目です。
こんなに違った!個性あふれる人気カレーパンを実食レポ
カレーパンを真ん中で半分にカットして、断面の様子と、実際に食べ比べしてみた感想をご紹介します。
●カレー激戦区!Bon Coeurの食べ応え抜群のカレーパン
神田駅周辺にはカレー屋さんが400軒以上もひしめくとも言われているほどの知る人ぞ知るカレー激戦区。Bon Coeurは一見普通のパン屋さんなのですが、カレーパンがとてもおいしいと、たびたびメディアでも取り上げられるほどの人気店。
コトコト煮込まれた牛肉やニンジン、タマネギがゴロっと入っていて、これ1個で食事としても最適なボリューム感で食べごたえも抜群でした。皮はかなり薄めです。
●これぞ3つ星シェフの味!LE PAIN de Joël Robuchonのカレーパン
フランス料理界の巨匠、ジョエル・ロブション氏が手がけるブランジュリーのカレーパンです。高級レストランの味を手軽に家で味わえるのは魅力的ですよね。
ルーはかなりスパイシーで、具材にカボチャやナス、チーズなどが使われているのが特徴。皮は包丁でカットしてもつぶれないほどのサクっとした食感です。
●バゲットやクロワッサンも人気!nemo Bakery&Caféのかれーぱん
有名ベーカリーのシェフを歴任してきた、根本孝幸氏のお店です。バゲットやクロワッサンなどのパンランキングでは常に上位で名前があがるようなお店ですが、じつはカレーパンもファンが多い人気の商品なんです。
メニューの表記が「かれーぱん」とひらがなで書かれているところにユニークさを感じます。バターロールの生地で包まれた自家製カレーは素材本来の甘みが際立つ逸品。インパクト抜群のおいしさで、おやつなどの軽食にもピッタリだと思います。
●バリエーション豊富!カレーパンマニアご用達の天馬
天馬は、表参道と外苑前駅のちょうど中間くらいの場所に位置する青山通り沿いのお店です。カレーパンマニアの間では知名度No1のお店。店頭には揚げたての多彩なカレーパンがずらりと並んでいます。
「とろ~り半熟卵カレー」かコクのあるカレーの中に、卵の黄身がとろんととろけ出ます。冷めてもおいしいので、差し入れなどにも喜ばれるカレーパンですよ。
お食事としていただくならば、じっくり煮込んだ牛肉が形をとどめないほどとけてギッシリつまっている「ビーフカレー」。ジューシーな肉のうま味が、食べた瞬間に口のなかいっぱいに広がります。
大人も子どもも大好きなカレーパン。家でのカレーとは一味違ったこだわりのカレーが包まれていて、どれもほっこりとした幸せに包まれる逸品ぞろいでした。
テイクアウトを上手に取り入れながら、家での食事を楽しんでみてくださいね。
※当該商品の購入にあたっては、不要な外出を避けるなど、安全性に配慮して行動いただくようお願いいたします
【朝岡真梨さん】
50か国200都市を超える海外旅行の経験をもとに各地のグルメや体験を紹介しているライター。国内の最新家電やモバイル機器に関する取材も多く、女性目線ならでは市場動向の分析が得意。料理と旅行についてのブログ「
遊んでばかりのスナフキン」が人気。夫婦そろって温泉ソムリエの資格を取得し、旅行と食事を楽しんでいる