男子3人(新小学3年生、1年生、3歳)の子育て真っ盛りのマルサイです。
次男が小学校に入学。入学式はとてもよい天気に恵まれました。青く透きとおった空を見上げながら、卒園式も今日のように晴れていたらよかったのに…と思わずにはいられませんでした。
幼稚園の卒園式は朝から100%の雨予報。おまけに気温は3℃とか4℃。埼玉では真冬なみの寒さです。
ストッキングは、体感的に素足なんです!!
卒園式といえば、保護者はスーツ。スーツといえば、足元はストッキングとヒール。
ストッキングとヒールを雨の日に履くと当然濡れて汚れるわけで(ちなみに幼稚園は水田地帯にあり、園庭は土)。長靴を履きたいところでしたが、濡れるのを覚悟でヒールを選びました。
気合いを入れ雨のなか、ヒールをカツカツ言わせ、卒園式にいざ出陣! ところが外に出た瞬間泣きたくなりました。
寒い! 足だけが尋常じゃないほど寒い!
ストッキングを履いているといえども、体感的にはほぼ素足。寒さに対してこんなに無防備で外に出るのは高校生以来です(雪の日でも太ももあらわに通学してた)。
思い返せば、これまでの人生ほぼスニーカーで生きてきました。
ヒールを履くのは冠婚葬祭のみ。おまけに幅のある足なので、履いていると痛くなる細身のパンプスやヒールはとことん避けてきました。
だけど、もしシュッとした華奢な足だったら、好んで履いていたかもしれない。ヒールを履く人生、今とは違う人生を歩んでいたかもしれない。
そしたら夫に出会うこともなく、こうして子どもの卒園式に出ることもなかったのかもしれない…。
ヒールを履かない人生だったからこそ今の自分があるのだ! と、どうでもいいことを考えているうちに卒園式は終盤に。
外では季節外れの雪がバサバサと降り始め、帰りはみぞれ混じりの雪が斜めに降っていました。
帰り道は氷水に足を突っ込んだかのような状態になり、シモヤケができそうなほど冷たく、やっぱり長靴にすればよかったとつくづく後悔。
もし今後卒園・卒業式で雨雪が降ったら、臆することなく長靴を履こうと思います(←家族に猛反対されそう)。
【イラスト・文/マルサイ】 小学1年生、年中、2歳の男子3人と夫の5人家族。男の子あるあるや家族のほのぼの話を描いた絵日記をインスタグラムmaru_saiで発信。書籍に『マルサイ家の三兄弟 ドタバタ絵日記 男子が3人います。』(大和書房刊)がある