フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。
今回は、V6の坂本昌行さんのコーナー「OneDish」のオープニングシーンのロケ地になったある場所をご紹介します。
「キングオブ縁側」!北千住の名湯・タカラ湯
今回ロケ隊が訪れたのは北千住。アクセスがよく、なんとも住み心地のよさそうな、活気ある町です。ロケの日は、快晴で暖かくて最高の気候でした。いくつものお店を訪れましたが、なかでもロケ隊全員が「最高!」となったスポットがありました。
それが銭湯の「タカラ湯」さん。
ただし、ロケでご紹介する場所ではありません。撮影で訪れたのに、紹介しないなんて変ですよね?
Onedishファンの方ならピンとくるかもしれません。そう、「オープニングシーン」を撮影する場所だったんです。
オープニングシーンは、画になる場所で撮影したい! というスタッフの想いがつまっています。ですが、なにかを食べたり飲んだりリポートするわけではないので、撮影場所としてご協力いただいても、ご紹介はできないんです。
タカラ湯さんは、とにかく、まず外観がすばらしい!! 坂本さんも、スタッフも、外観を見て「すごい!」となりました。
一枚から削り出した、立体的な七福神が正面にあしらわれて、日本家屋の歴史的建造物を思わせる、立派な外観(ちなみに、このときはドラマの撮影のため、のれんが別名になってました)。この外観を見て、ここのお風呂に入りたい! と思わない人はいないのではないでしょうか。
入り口に木の札がかかっているんですが、そこには「わ」と大きく書かれています。
そして裏には「ぬ」。これわかりますか? 坂本さんの予想は「沸いています」の「わ」と「ぬるいです」の「ぬ」だったんですが、惜しい! 「沸いた」と「(お湯を)抜いた」なんだそうです! おもしろいですよね。とにかく外観だけでも、「理想の銭湯」という雰囲気に溢れているんです。
中に入っても、「理想の銭湯」は裏切りません。レトロな雰囲気たっぷりの玄関には、傘たてと下駄箱。そして、ノスタルジックなロビー。
番台の左右には男湯と女の湯の入り口があって、冷蔵庫にはビンに入ったコーヒー牛乳とフルーツ牛乳。まさに思い描く銭湯ですよね。
でも、それだけではありません。さらにそのロビーの奥! そこにこそ、タカラ湯のすばらしさがあるのです。
ロケ隊全員が「おおお~」と声を上げたのは、縁側とその先に広がる庭園です!
都内に銭湯は数あれど、日本庭園のある銭湯はなかなかないと思います。さらにその先には、立派な錦鯉が泳ぐお庭まで! お風呂上がりに、このみがき上げられた木造の縁側に座って、庭園を眺められたら、最高な気分になるのは間違いありません。
坂本さんも、「最高だね! お風呂入りたい!!」と絶賛でした。この縁側は、「キングオブ縁側」と呼ばれ各方面から賞賛されています。多くのCMや映画・ドラマなどにも登場している、有名銭湯のようです。
キングオブ縁側に座って、「あ~! もう今日は終わりにする?」と癒されていた坂本さん。すてきなカットがまもなく登場します。ぜひチェックして見てください。