共働き子育てはとても大変。実家のサポートがなければ、さらに負担が集中します。
4人の子育てをしながら、夫婦共働きで、実家も遠いというベリーさんは、家族全員で家事を分担をすることで、バタバタしないそうです。そんなベリーさん家族の平日のスケジュールを教えてもらいました。

子どもの身支度を手伝う夫婦
共働き夫婦だけで家を回すには、家族全員の協力が必要(写真はイメージです)
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6人家族の1日のスケジュール。効率的に動くための家族の役割分担

わが家は夫婦に子ども4人の6人家族です。子どは1歳から11歳まで、小学生ふたりと保育園児ふたり。実家は新幹線で帰省する距離にあり、サポートをお願いすることはできません。そんな共働き夫婦の平日スケジュールはこんな感じです。

ベリーさんスケジュール表

●たっぷり睡眠時間をとることで、家事も育児も回る

1歳児から小学生まで子どもが4人いると、「実家のサポートなしでフルタイム!?」と驚かれることがあります。けれど、わが家は「家のことは家族みんなでする」ことを合言葉に家事や育児を分担しているため、日頃はそこまで困りません。

下の子たちを起こしたり、洗濯物たたみのお手伝いをしたりするのは、上の子たちの役割。

夫の出張が入ったり、だれかが病気になったりしたとき以外は、大体、上のようなスケジュールになります。

鳥の置物4つ

日々慌ただしく目まぐるしく、家にいるときに座る暇はまずありませんが、子どもたちと一緒にたっぷり睡眠をとるようにすることで、家事も育児も無理なく進められているように感じています。

●通勤時間はできるだけ短く

共働きの夫婦が小さな子の子育てをするときには、通勤時間ができる限り短くなるような場所に住むことも重要だと考えています。わが家の場合、今の住まいに引っ越す際、「通勤に便利な路線の駅からすぐそばの場所に住む」ことにして、移動にかかる時間を短くしました。駅近で家族6人が広々と感じる住まいを選ぶことは叶いませんが(わが家は60平米に6人住まいの賃貸暮らし)、狭さは暮らしの工夫でカバーできます。

黒いバッグ

家事を簡単にできるところは簡単にし、家電に頼れるところは頼る。ごはんも毎食しっかりつくろうとするのではなく、朝はごく簡単にして夕飯にしっかり栄養を摂ると決める。ものを減らすことで管理や手入れすべきものの数を減らし、その分、子供との時間をつくれるように心がける。住む場所を選んで、暮らしは家族で工夫する…。

大人の人手のなさはそんな風にカバーしながら、家族で毎日を過ごしています。