お金の話って難しそうで苦手…。と、敬遠しがちな人も多いですが、貯めるのが上手な人ほど、投資にも果敢にチャレンジしています。
ファイナンシャルプランナー・前野彩さん、消費経済ジャーナリスト・松崎のり子さんのアドバイスも参考に、おトクな情報を学んでいきましょう。

NISAやiDeCoを解説!低金利の今、“投資”をぜひ検討してみて

スマホを操作する女性
スマホからでも気軽に投資ができる時代に(写真はイメージです)
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ゼロ金利の時代、投資で積極的に増やす努力をしている人も多いよう。
「『つみたてNISA』『iDeCo』は、投資の利益に税金がかからないのでおすすめです」(前野さん)
たとえば、今30歳で年収400万円の人が60歳までiDeCoで月2万3000円を積み立てると、納めなくてよくなる税金は合計124万円にも。

「投資が不安な人は、預け先に定期預金も選べます。iDeCoでトクした節税分でつみたてNISAを始めてみてはどうでしょう」

●投資が不安な人には、つみたてNISAとiDeCoがおすすめ

<つみたてNISAとは?>

少額投資非課税制度。専用口座で特定の投資信託に投資すると、売却益や配当金などが非課税に。年間に最大40万円、最長20年投資できます。

<iDeCoとは?>

個人型確定拠出年金。自分で決めた額を毎月預貯金や投資信託などに積み立て、60歳以降に受けとる仕組み。かけ金は全額所得控除。運用益は非課税。

●実際に投資に挑戦中の読者に話を聞きました

・将来の教育費をNISAで運用

読者のKさん(東京都・32歳)は、NISAを利用。
「ネット証券で毎日約1000円ずつ投資信託を購入中です。非課税で、効率よく利益を増やせるのが魅力。子どもが生まれたら、将来の教育費にするつもりで、気長に運用しています」

・ポイントを運用できる“ポイント投資”なら気がラク
楽天ポイントクラブスマホ画面
ポイントなら気楽に投資できる!

Iさん(神奈川県・45歳)は、手もちのポイントを投資に回しています。
「擬似投資体験をするタイプ、実際に投資信託を購入できるタイプがあり、dポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントなどで実施中。そもそもポイント=おまけだから減っても気にしません。ゲーム感覚で楽しんでいます」

知らなきゃソンが多い時代。おトクな情報は見逃さないで!

貯めた人は、本や雑誌、ネットなどで情報を集めるのが上手です。
「ただし今はネットで手軽に情報が手に入る分、裏づけのないものも多く、振り回されないよう注意が必要。信頼できる情報源を選ぶことが大事です」(前野さん)

家の購入時など、節目にFPに相談して家計を見直した人も。
「日本FP協会のサイトで、地元のFPが検索できるので参考に。相談料は1万円前後が目安です」

こまめな情報収集力が、貯まる家計のカギ。とはいえ、巷にあふれる情報の波に流されずに、きちんと見極める目をもつことも大切です。今回の記事、ぜひ参考にしてみてください。