キャシュレス化が進む昨今、現金を入れる場所が少なく効率的にカードを収納できるミニ財布がトレンドに。一方、店ごとにカードを使い分けて、買い物後のレシートをしっかり保存できる長財布を愛用する人もまだまだたくさんいます。
ここでは年100万円以上のペースで貯金をしている読者2人、「長財布派」の前田さん、と「ミニ財布派」の久保さんに、それぞれの財布の活用法を教えてもらいました。
中身が見やすい長財布なら、使いすぎにすぐ気づける!
すべての画像を見る(全5枚) <プロフィール>前田美穂さん(仮名・東京都・30歳)
今年貯めた金額/260万
家族構成/夫(30歳)・長女(0歳)
お金の出し入れがしやすく、中身が見やすい長財布が好き。財布を開くたび残金が目に入るから、使い過ぎに気がついてブレーキがかかります。食費とこづかいが交じらないように、間仕切りで分けられる点もお気に入り。
●こづかいと食費の収納場所を分ける
真ん中の仕切りで「食費」「こづかい」を振り分け。予算は食費4万円、こづかい3万円で、少額ずつ入れて使い過ぎを防止しています。
「小銭部分も分かれていて、ごちゃ混ぜになりません」
●レシートは帰宅後すぐに整理する
買い物から帰ると、家計簿をつけてレシートは毎日処分。レシートも食費とこづかいで分けて収納しています。
「財布の中をスッキリ保つことで、残金が見やすく、使った額を把握できます」
●ごほうびポケットで節約の息抜きを
黒字が出たら、スタバカードにチャージ。
「やりくりのごほうびに、週末などはカフェタイムを楽しみます。家計を気にせず使えるので、ストレス解消&息抜きに」
ミニ財布にすると、カードを厳選することでポイントを集約できる
<プロフィール>久保明日香さん(仮名・神奈川県・29歳)
今年貯めた金額/60万
家族構成/夫(30歳)・長女(0歳)
長財布を使っていたときは、たくさん入るのでついついつめ込んでしまい、ポイントカードが10枚以上になることも。
ミニ財布に替えて、カードを厳選して3枚に絞ると、ポイントがよく貯まるようになりました。財布が膨らまないよう、小銭やクーポン券を整理することも習慣に。
●1週間に1万円ずつ買い物財布に補充
月の食費予算4万円と、予備費2万円が入った長財布を給料日後に用意。週初めに、1週間の予算1万円をミニ財布に移し、残金を確認しながら買い物しています。
●ポイントカードを厳選してポイントを集約
ポイントカードはよく行く店の3枚に厳選すると、ポイントが効率よく貯まるように。
「カードがあるからと、あまり行かない店で衝動買いする失敗もなくなりました」
・Tカード
週末にまとめ買いするマルエツ、ポイント2倍の日にオムツなどを買うハックドラッグで利用。ウエル活も。
・SEIMS
週末のまとめ買いで、卵や納豆、ちくわ、バナナなど生鮮食品を購入。土曜日は、ポイント5倍デーでおトク。
・welcomeカード
駅近で、野菜などが安い相鉄ローゼンのポイントカード。平日の買いたしに利用。1000ポイント=500円券に。
ESSE12月号の特集「貯めた人がしたことAtoZ」では、前田さん、久保さんのほかにも、貯め上手な読者がたくさん登場。ぜひそちらもチェックしてみてください!