2019年~2020年のおせちは、少し見た目が変わるかもしれません。ワインに合うローストビーフなど、お肉だけを集めた「好きなものだけおせち」や、パスタやグラタンなど子どもがよろこぶメニューを取り入れてクリスマスから楽しめる「オードブルおせち」が注目を集めています。
オンラインショッピング派やデパート購入派はもちろん、手づくり派も必見です!
伝統の「おせち」に異変!?お肉だけ、クリスマス兼用、一人用も
田作りに数の子、紅白なます…。普段の食事には登場しない料理をこまごまとお重につめ込んだおせちは、見た目にきれいで豪華ですが、子どもや若い世代にはあまりなじみがないものとなっています。
楽天の調査で一般消費者1000人に聞いたところ、「おせちを残した経験がある人は約6割、食べ残しに罪悪感を感じる人は8割以上」という結果に。
栗きんとんは金運、黒豆は勤勉、田作りは五穀豊穣など、おせちの料理にはそれぞれ意味があり、大切な日本の伝統文化ですが、食べ残しやフードロスを嫌う昨今のトレンドを鑑みるに、おせちのメニューが変わるのもまた必然なのかもしれません。
そんな流れから、今年のおせちのトレンドは「好きなものだけ」。また、クリスマスから始まる「年末感」を楽しむパーティメニューとしての役割も担っています。
●肉づくしに刺身重!新しいおせちが登場
牛肉をつかったおかずだけ集めたおせち。サーロインとモモ肉のローストビーフ2種のほか、牛生ハムマリネ、牛肉赤ワインソース煮など華やかなメニューがそろいます。
徹底的に茶色い肉おかずばかり集めたことで、逆に“映える”おせちに!
こちらはなんと、仙台牛が一頭丸ごと味わえるおせち。ヒレステーキ、イチボステーキ、特上カルビなど、お正月ならではの豪華さ。お呼ばれしてもうれしい!
天然本マグロ大トロ&中トロ、北海道産天然真イカなど、見ているだけで気分が上がるお刺身おせち。二の重には天然いくらしょうゆ漬や、天然ぼたん海老などが入っていて食べ飽きません。
●パーティ感あふれる洋風おせち
フランス料理をベースとした洋風おせち。自家製ローストポークやアマトリチャーナ&ボンゴレビアンコのパスタ、フォアグラ入りガランティーヌ、パテドカンパーニュ…。お皿に盛るとおせち感はゼロ。楽しいパーティを演出します。
イタリアンシェフによる洋風オードブルおせち。フォアグラのフラン トリュフ添え、ロブスターのカクテルソース、海老のテリーヌ、合鴨スモークオレンジピール添え、仔牛のアルメット…。珍しいメニューに会話が弾みそう。
お弁当のようなおせち。需要が高まるオフィス向けとして、取り分け不要な一人用おせちを開発したそうです。
冷凍おせちというと、水っぽかったり“ス”が入ったりするイメージがありますが、今回試食してみると、つくり立てのように瑞々しく、冷めているのにおいしいのに驚きました。
楽天の広報の方によると、「電子レンジや室温などで急に温度を上げるのではなく、冷凍庫から冷蔵庫に移して少しずつ解凍するのがおいしさを保つコツ」とのこと。
こんなにおいしく解凍できるなら、おせちを手づくりする際にも、少しずつつくって冷凍しておくのもいいかもしれません。
<撮影・取材・文/福村美由紀>