経済評論家の勝間和代さんがおすすめしていることでも話題の調理家電「ホットクック」をご存知ですか?
「勝間さんのご自宅を紹介するテレビを見て気になっていたのですが、先日ついに買いました! 材料を入れてボタンを押したらあとは、放っておくだけで料理ができてしまうんです。しかもおいしくてヘルシー。もう手放せません!」と教えてくれたのは、整理収納アドバイザーのまいさん。
詳しくレポートしていただきました。
料理がぐぐっと時短に! 便利すぎる「ホットクック」使用感レポート
わが家が購入したのは、1.6リットルのホワイト無線LAN機能搭載の製品。スタイリッシュなデザインが特徴です。
それではさっそく、ホットクックのすばらしさを紹介していきましょう。
●材料を入れてボタンを押したらその場を離れられる
なによりもこれ!
家事の合間や子どもの習い事の送迎の前に材料入れてスイッチオン、一品出来上がり!
ずっとコンロの前にいる必要がありません。
自分の代わりに煮たり炒めたり混ぜたりしてくれるなんてすばらしい。
●予約と保温ができる
朝、仕事に行く前に予約セット。帰る頃にはおいしいカレーができています。ご飯も炊飯器で予約すれば、サラダだけつくれば夕食のでき上がりです。
保温もできるので、時間差で家族が食事をする時にも温め直しが不要です。
●素材の旨味が引き出される
野菜や肉のうま味が閉じ込められるので、とてもおいしい。
野菜の甘味が出るので酒やみりんは入れず塩やしょうゆなどは少量でも、深い味わいになります。
油も使わないのでヘルシーですね。
●暑くならない
梅雨や真夏に、汗だくになりながらキッチンで料理をするのはつらいですね。
ホットクックは炊飯器のように少し蒸気が出るくらいなので、キッチンが暑くなりません。
●パーツは食洗機対応
パーツは多めですが、内釜以外は食洗機に入れられるので洗い物もラクです。
●無線LAN対応でアプリが使える
Wi-Fiにつないでアプリをダウンロードすれば、レシピを検索してホットクックへ送信したりでき上がりの予約時間を変更することができます。
●けっこう話しかけてくる
「今日もがんばって料理するね」「おいしくできますように」「あと10分です」「でき上がりました仕上がりを確認してください」「栄養士のワンポイントアドバイス」「この前つくった◯◯はどうでしたか」など、じつはけっこう話しかけてきます(笑)。
だれかいるみたいでくすっと笑ってしまいます。ちょっと楽しいです。
●デメリットは値段と大きさ
私にとっては大満足ですが、デメリットもやはりあります。
まずは値段が高いこと。こちらの商品はネットだと35000~50000円くらいで発売されています(2019年6月現在)。気軽に購入するには少し高いですね。
サイズも大きめ。炊飯器と同じくらいでしょうか。
わが家では、たまに使うホームベーカリーをしまって、代わりにホットクックを配置しました。
4人家族ですがわが家では1.6リットルサイズで十分です。2.4リットルサイズも販売されています。
また、口コミやブログを見ていると「付属レシピどおりにつくるとおいしくない」という意見が見受けられます。
無水カレーなどはレシピどおりつくっておいしかったですが、レシピによってはイマイチなものもあるようです。私はレシピ検索をして参考にしたり、野菜に塩分0.6%を加えて(勝間さん流)炒めるなどアレンジしています。
こちらは適当に野菜と肉を入れてオリーブオイルを回し入れ、0.6%の塩を入れただけ。
おいしい煮込みができました。
●実際につくってみました
実際に作った料理をご紹介しますね。材料を入れたらでき上がるのを待つだけです。
・無水カレー
<調理前>
<調理後>
・白菜と豚肉の重ね蒸し
<調理前>
<調理後>
・ミートソース
<調理前>
<調理後>
・ジャガイモのポタージュ
<調理前>
<調理後>
・ブリ大根
<調理前>
<調理後>
・蒸しサツマイモ
<調理前>
<調理後>
ほかにも、具だくさんみそ汁、ポトフ、春雨野菜スープ、ラタトゥイユ、ナスピーマン豚肉のみそ炒めなどをつくりました。
「夫の血圧が高いので塩分控えめでおいしい料理がつくりたい」「自分がお昼においしい汁物が飲みたい」「料理する手間と時間を減らしたい」という思いで購入しましたが、使ってみると、本当に簡単。「放っておける圧力鍋やホーロー鍋」といった感じです。
それに実験みたいで楽しいので、すぐにはまってしまいました。買ってからホットクックを使わない日はありません。
おもに、お昼に汁物をつくって、夕方までの合間にメインか副菜をつくっています。夕食にはあと一品つくるだけ。ガスを使う時間とキッチンに立つ時間がすごーく減りました。
でも品数は増えました(笑)。
蒸しサツマイモなどはとても甘く仕上がるので、子どもたちがおやつに喜んで食べています。もう手放せません。
「高いし使いこなせなかったらもったいない」と思うかもしれませんが、汁物は失敗しないので、毎日のみそ汁やスープをホットクックでつくるだけでも十分に使う価値があると思います。
みそを入れればみそ汁、コンソメなら野菜スープ、中華だしなら中華スープが、あり合わせの材料を入れるだけでできてしまうのです。
・みそ汁
・野菜スープ
・中華スープ
かき混ぜる機能もあるのでみそやカレールーはそのままボトンと入れてしまいます。
夜に予約すれば、朝、温かいみそ汁を飲むこともできます。
実験みたいと書きましたが、「どんな仕上がりになるかなー」とフタをあける瞬間が本当に楽しみです。男性の愛用者も多いようですが、この実験的なところが受けているのかもしれません。料理の幅も広がります。
働くお母さん、専業主婦、小さいお子さんがいる方、独身の方も男性も…。個人的には、料理をするすべての方にオススメしたいです。ぜひ試してみてください。