鶏の照り焼きのポイントは、なんといってもおいしそうに見える照り。これがなければ、見た目だけでなく、うま味も半減したような気分に。でも、焦げつきやすくて、うまくやるには意外と難しい…。そこで、和食界の達人・笠原将弘さん上手につくるためのコツを教えていただきました。

予約の取れない和食店の店主・笠原将弘さんが教える鶏の照り焼きのコツ

「下味をつけて焼くと、どうしても焦げやすくなってしまいます。そこでおすすめなのが、最後にタレをからめる方法。鶏肉から出た脂をよくふき取ってから調味料を加えると、全体にしっかり味がからみ、きれいに照りも出ますよ」

【笠原将弘さん】

東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。独創的な感性と卓越した料理センスから、和食界で注目されている。雑誌やテレビ、料理教室など幅広い分野で活躍中。簡潔でわかりやすいレシピも人気。著書に『笠原将弘の和食道場

』(扶桑社刊)など。