インスタグラムで見たすてきなインテリアをマネしてみたけれど、なんだかしっくりこない、再現できない、私にはセンスがない…と悩んだ経験はありませんか?
「インテリアはちょっとしたルールを守るだけでグッとあか抜けます。優れたセンスは不要です」と教えてくれたのは、ルームスタイリストの村上直子さん。難しくないのにおしゃれに変えられるインテリアのコツを教えていただきました。
雑貨、写真のおしゃれな飾り方、部屋をおしゃれに見せられる簡単なルール
今回、ESSEの読者300人に「インテリアに関する悩み」についてアンケートを実施。とくに多く寄せられたお悩み3つの解決法を、村上さんに回答していただきました。
●殺風景な部屋には大きめな絵やポスターでインパクトを
すべての画像を見る(全2枚)「小さな雑貨を飾っても、部屋の印象はあまり変わりません。思いきって空間のアクセントになる、大きな絵やポスターを飾りましょう。壁にはるだけでインパクトが出て、そこに視線が集中。ものが少なくても殺風景な印象をカバーできます」
また、ソファの近くなどに大きめのグリーンを置くのも効果的。
「グリーンはどんなインテリアにもなじみやすく、無機質な部屋にナチュラルな温かみを添えてくれます。お手入れできるならおすすめのアイテムです」
●雑貨をおしゃれに飾るなら「三角形の法則」を活用
「背が高いものを中央に、両端に低いものを配置するという“三角形の法則”を覚えておくと便利です」と村上さん。メリハリがつき、空間にリズムが生まれる手法なのだそう。
広いスペースにズラリと雑貨を並べる人がいますが、それも逆効果。
「トレーやレースなどで雑貨を飾る舞台をつくり、範囲を区切って余白を生かす方がしゃれて見えます。さらに色は多用せず、ガラスや木などの異素材を組み合わせるのが、センスよく飾るコツです」
●家族写真は壁に飾っておしゃれさを演出
「写真立てに入れて棚の上などに置きがちですが、増えていくほど雑多で圧迫感が出てしまいます。そこでおすすめなのが、壁に飾ること」
サイズや色をあえてバラバラにしたフレームに入れ、縦横きっちりそろえず少しずらして配置するとおしゃれな印象に早変わり。
「写真をモノクロにするとスタイリッシュな雰囲気に。さらに、鏡やイニシャルモチーフなどの雑貨も一緒に飾るとすてきになります」