忙しい毎日の料理は、なるべくムダを省きたいもの。
ここでは、知的家事プロデューサーの本間朝子さんと手帳ライフコーディネーターの道田一菜さんに、最速で料理を終わらせるコツを教えてもらいました。
覚えておけば、料理が時短になるだけでなく、洗い物の手間も省けます。
ほんのひと工夫が時短に繋がる!簡単すぎる料理テク
●1人分のだしはカツオ節と茶こしで
すべての画像を見る(全6枚)小袋のカツオ節1パック(5g)を茶こしに入れて、耐熱カップなどの上に置き、熱湯1カップを注げば、おいしい即席だしが完成します。
「1人分の汁物をつくりたいときや、おひたしなどをつくるために少量のだしが必要なときに便利ですよ」(本間さん)
●固まってしまった塩はレンジ加熱で復活
固まってほぐれない塩は、平らな皿に入れ、様子を見つつ1分ほど電子レンジで加熱。
「湿気を飛ばすとサラサラに」(本間さん)
●少量の湯でゆでてパスタの捨て湯ゼロ
フライパンに水2カップ、オリーブオイル小さじ1、塩小さじ1/6を入れて中火にかけ、沸騰したら8分ゆでのパスタ100gを入れてゆでれば、捨て湯ゼロ。
「大さじ1の湯が残るくらいがゆで上がり。湯を捨てる手間1分がなくなり、洗い物も最低限に」(本間さん)
●フライパンをアルミ箔で仕切って3品同時調理
フライパンにアルミ箔を1枚敷き、1/2と1/4のラインをつまんで立ち上げて仕切りをつくり、一度に3品を同時加熱。
「味も混ざらず、一気に調理可能。ひとりのランチや、お弁当づくりにも便利です。フライパンが汚れないので、あと片づけもラクですよ」(本間さん)
●ペーパータオルを包丁に巻いてバターを切れば、ベタつかない
「バターを買ったら、約5gの大きさに切り分けてから冷凍保存して使っています。包丁にペーパータオルを巻くとベタつかず、次々とカットできますよ」(本間さん)。
包み紙に10gの切れ目の線がついているものなら、縦半分にしてから、その線を目安に切ると簡単です。
●余ったひき肉は買ったときのラップで冷凍
ひき肉を使いきれず余ったときは、買ったときのパッケージについていたラップにそのまま包んで冷凍すれば手間なし。
「消費期限のシールがついているので、古いものから使えばムダにしません。パッと見やすくて、探す手間も省けます」(道田さん)