王道のビーフカレーから、変わり種のカレーまで。輸入食材店カルディには、オリジナルのレトルトカレーがバラエティー豊かにそろっています。
そこで今回は、カレー好きライター・A(インドカレー派)と、ESSE編集者・B(欧風カレー派)が、カルディのオリジナルレトルトカレーを食べ比べてみました。
変わり種から王道まで!カルディのレトルトカレー6種類を食べ比べ
●沖縄を連想する夏らしいシークヮーサーポークカレー
A「まずは変わり種のシークヮーサーカレーから。すごく酸っぱいですね!」
B「パッケージに書いてある“さわやかな酸味”のレベルを超えてますね。シークヮーサーがごろりと入っているかのようで、とても個性的です。ソースはわりと濃厚で、酸味が口に残る感じも」
A「それがあとを引いて、妙にクセになります」
B「ゴーヤと豚肉が具に入っていて、沖縄のカレーをイメージしたみたいですね」
・シークヮーサーポークカレー 324円
●エスニックすぎず食べやすいパクチーカレー
A「パクチーの味がします」
B「それは、当然では…?」
A「なにが言いたいかというと、パクチーというイメージの割に、それほどエスニックっぽさを感じず、あまり辛くない食べやすいカレーです。さっきのシークヮーサーポークカレーもそうでしたけど、ソースには小麦粉を使ってあって、昔懐かしいカレールーの感じもします」
・パクチーカレー 308円
●ホットとスウィートの合わせ技!ハバネロカレー
A「『ハバネロカレー』はかなり辛い。私はふつうのレトルトカレーではものたりなくて、輪切りにした青唐辛子をどっさり盛ったりしますが、そんな私でもそれなりにこたえるレベル。攻めてますね」
B「でも、ソースの味つけはかなり甘い…。炒めたタマネギ、ニンジン、それに原材料を見るとリンゴも入ってるみたい。それが相まって、不思議とマンゴーっぽい味がします」
A「マンゴー入りのホットソースを連想しますね。ホットとスウィートの合わせ技というか…。好みの別れどころだと思います。個人的にはフルーティーすぎるかも」
B「この変わり種3種は、正直、どれも具材があっさりなので、カレー一皿で満足とはいかないかもしれません」
・ハバネロカレー 288円
●カルダモン風味が前面に出たキーマカレー
B「同じく具材がそんなに立派じゃないけど、気にならないのがこの『キーマカレー』。とてもさわやかです」
A「うん、カルダモン風味が前面に出てる」
B「一般論として、キーマってひき肉だから、具材が立派じゃなくても気にならないですよね(笑)」
・キーマカレー 286円
●オーソドックス万歳!正統派の欧風カレー
B「オーソドックスなビーフのカレーも試しましょう。まずは『ビーフカレー』です」
A「まったく辛くない!」
B「正統的な欧風カレーという感じですね。私は好きですよ」
A「高級なレトルトカレーという感じ」
B「奇をてらわないホッとする味。タマネギとトマトペーストのソースが濃厚で、うま味もたっぷりです」
・ビーフカレー 320円
●スパイシーだけどそんなに辛くなくてバランスよし!ビーフカレー
A「名前どおりスパイシーではあるけど、特別辛くはないですね」
B「スパイス好きとしてはものたりませんか?」
A「むしろ好きです! 口に入れたときのスパイスのバランスがよくて、コショウの辛さが残り、そこにタマネギの甘みが絡んであとを引く感じ。これはうまくできていると思います」
・スパイシービーフカレー 320円
最後にレトルトカレーを立て続けに食べたふたりからアドバイスを。
レトルトカレーを食べる際は、いくつかのカレーをいっしょに食べるのがおすすめです。しかも、ときには混ぜ合わせて食べる。
混ぜて味に変化をつけることで、飽きることなく食べることができます。しかもいっそうおいしい!
断言しましょう。カレーに「混ぜるな危険」はありません!