スウェーデン発の世界最大の家具メーカー・イケア。
発祥の地である、スウェーデン・エルムフルトを訪れてみると、そこはまさに「イケア村」! 駅の周りには毎年数多くのデザインが生まれる製品開発オフィスや、安全性などをテストするラボなどが並びます。
そんなイケア村でぜひ行ってみたいスポット・イケアミュージアムをご紹介します。
ミュージアムに改装されたイケア1号店。無料体験もいっぱい
すべての画像を見る(全12枚)エルムフルト駅を降りてすぐ目につく白い大きな建物は、今から70年前につくられた記念すべきイケア1号店。今はミュージアムとして一般の人に公開されています。
歴代のコレクションから、イケアアイテムを使ったアート作品の展示、年代別のルームセットなど、北欧デザインの変遷もひと目でわかり、インテリア好きなら一度は訪れてみたい場所。
ミュージアムに入ると、イケア創業者のイングバル・カンプラートさんの写真がお出迎え。じつはこれには、ちょっとした仕掛けが。
近づいてよーく見てみると、人の顔がたくさん! イケアの従業員の顔写真をコラージュしてつくられているのです。
イケアグッズを使ったアート作品。ミュージアムでは企画展も開催され、世界中のアーティストとのコラボ作品が見られます。
●ここでしかできない体験も!
イケアミュージアムでは、思わず参加したくなるワークショップも定期的に開催されています。
イケアのショッピングバッグをミシンでつくるコーナー。通常のイケアバッグは青ですが、ミュージアムでは限定色の白が! つくったバッグはお持ち帰りOKで、しかもタダというのが太っ腹(入場料は別)。
毎年世界じゅうで配布されるイケアカタログの表紙セットが組まれたコーナー。
セットの中に入ることができ、セット内にあるボタンを押すと、タイマーで自動撮影してくれます。
カタログの表紙に入って記念撮影ができるなんて、遊び心があっていいですよね。写真はその場でプリントされ、持ち帰ることができます。これもタダ!
●ミュージアムショップには限定アイテムがずらり!
お土産コーナーが充実しているのも、イケアミュージアムのポイント。家具や食器、文房具、お菓子まで、さまざまなアイテムがそろいます。しかもそのほとんどが日本では買えない限定アイテム!
ショップスタッフに売れ筋を教えてもらいました。
人気3位はイケアカラーのキャンディー。1袋25スウェーデンクローナ(日本円で約380円)です。
2位はテキスタイルのデザインやイケアロゴが入ったバッジ。5スウェーデンクローナ(日本円で約76円)。
そして堂々の1位は、カラフルなイケアのショッピングバッグ! 10スウェーデンクローナ(日本円で約150円)とお手頃です。
ミュージアムには、ほかにも名物のミートボールが食べられるフードコーナーも。
入場料は大人60スウェーデンクローネ(日本円で約900円)で、17歳までの子どもは40スウェーデンクローナ(日本円で約600円)です。
見て、食べて、触って楽しめるイケアミュージアム。スウェーデンに旅行に行くときはぜひ訪れてみてください!
<撮影・取材・文/ESSE編集部>