「暮らしをすっきりさせる=ものを捨てること」と考える人は多いですが、そういう人に限って、「整理したのに、いつの間にかまたものであふれている…」という事態にもなりがち。
「なるべくものをもたないようにする秘訣は、兼用できるものを選ぶことです」とアドバイスするのは、片づけのプロフェッショナルである、ライフオーガナイザーの森麻紀さん。
どんなものをもっていると、どういう風に兼用できるのか、実例を示しながら教えてもらいました。
「捨てる」ことを目標にせず、「増やさない」工夫を!
新年度を機に、必要最低限のものですっきりと暮らしたいと思っている人も多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、ひとつの道具を複数の用途に「兼用」させること。
もし今、新たになにかを買おうと思っているなら、すでにもっているもので兼用できないか、まず考えてみましょう。
●「食パン入れ」と「お弁当入れ」の2役で活躍するトートバッグ
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100円ショップで購入したマチつきのトートバッグです。
普段は「食パン入れ」としてキッチンのラック脇に引っかけていますが、ときには「お弁当入れ」という別用途で活躍。
わが家の場合、常時食パンがあるわけではないし、毎日お弁当があるわけでもないので、2つの用途が重なることはありません。
だから兼用がラクにできているのですが、もし2つの用途が重なったとしても、そのときは食パンを一時的に出してお弁当入れに使えばいいだけのことです。
●エコバッグをリサイクルと買い物に兼用
こちらはマチなしの、やわらかい素材のトートバッグ。
普段は冷蔵庫の横に引っかけて、⾷品トレーやペットボトルなど、スーパー回収のリサイクルゴミを⼊れています。
このままスーパーへもっていけば、帰りは買い物用のエコバッグに早変わり!
●木製トレーをソーサーに
この木製トレーは、果物があるときは果物トレーとして使っていますが、なにもないときはお茶の時間に大活躍。
来客時の菓子入れはもちろんのこと、ひとりのときも大きめのソーサーとして使い、お茶菓子をのせたりもしています。
●大きめのお皿は、果物入れとして
ちょっと大きめのお皿も兼用で使っています。
通常はサラダを盛ったり、ケーキ皿にしていますが、果物をたくさんもらったときなどは、果物カゴ代わりにしています。
こんな風に、もっているものの活用の幅を広げれば、必然的にお気に入りが登場する出番も増えます。
すっきり暮らすコツのひとつとして考えてみると、おもしろいですよ。