普段、なにげなく使っているSNS。家族や友人とのコミュニケーションは格段に便利になりましたが、そのSNSが原因で起こるトラブルもあとを絶ちません。

「私は気をつけてるから大丈夫」と思っていても、被害にあったり、逆にトラブルを起こしてしまったり。そんな話が実際に身近に起こっています。

ESSE読者の実話集。SNSとLINEの思わずドキッ!とした恐怖体験

読者300人に、SNSに関するアンケートを行ったところ、SNS上でつながった他人との間で、さまざまなトラブルが起こっている実態が見えてきました。なかには、予想をはるかに超える実話も…。

とくに、「ネットでのつながり=知り合い」と思い込み、関係や情報を利用しようとしてくる人には要注意です。

●知らない人が私を特定して職場に突撃してきた

知らない人が私を特定
知らない人に「特定」されてヒヤッ!
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田舎に住んでいたとき、ブログやSNSに身の回りのことを投稿していたら、読者に正体を突き止められ、職場まで来られてしまいました。狭い地域のことなので、具体的な場所や名前を出さなくてもバレやすいことに気づかず…。(神奈川県・39歳)

●スピリチュアル系にはまるママ友がコワッ

フェイスブックでスピリチュアル系の記事をアップし続けるママ友がいました。怖くて思わずブロック…。(神奈川県・39歳)

●フォロワーさんに実家の場所を突き止められて…

実家に帰省中、ツイッターに近所の写真をのせたら場所がわかったらしく、フォロワーさんにいきなり「会ってください」と言われて怖かったー。(愛知県・48歳)

●知らない男性からの電話にゾゾ~ッ

ネットショップ運営のため、SNSに電話番号と顔写真をのせていると、男性から変な電話がかかってくることが…。(埼玉県・37歳)

●商品欲しさになりすまし⁉犯人はいまだに不明

SNSで新商品のモニターをよくやっていますが、知らない人が私になりすまして、企業に「商品が届かない」と連絡していました。その人が言った住所と本当の住所があまりにも違うので、企業から連絡があり発覚。犯人がだれかいまだにわかりません。(高知県・48歳)

各SNS&LINEの特徴と、ESSE読者の利用状況を公開!

ESSE読者300人のアンケートから浮き彫りになった、SNSの利用状況をまとめました。
Facebook(フェイスブック)、LINE(ライン)、Instagram(インスタグラム)は半数以上の人が、Twitter(ツイッター)も約4割が使っているという状況があきらかに。

連絡手段や情報収集など、目的ごとに数種のSNSを利用するほか、複数のアカウントをもって使いこなしている人もいるようです。

●Facebook

facebook

実名利用が原則の、世界最大のSNS。アンケートによると、約6割の人が利用。学生時代の友達の近況をチェックしたり、日常の備忘録として使っている人が多いよう。

「連絡先がわからなかった友達とつながって、同窓会に参加できた!」なんてことも。

●Twitter

twitter

140文字以内で「つぶやき」を投稿するSNS。手軽に投稿できる反面、炎上もしやすいという特徴があります。

ESSE読者の利用率は40%弱と低めですが、アイドルやスポーツなど特定の趣味がある人は、情報収集に便利なツールとして活用。

企業の懸賞に応募するための専用アカウントを持っているという声も多数あがりました。

●Instagram

Instagram

「インスタ映え」という言葉が2017年の流行語大賞を受賞するなど、今もっとも勢いがある画像投稿型SNSで、ESSE読者の利用率も60%超え。

「おしゃれな人のファッションやインテリアを見て、買い物の参考にする」という声も多数。興味のあるジャンルごとに、複数のアカウントを使い分けるツワモノも。

●Line

Line

「毎日使っている」人が8割と、もはやなくてはならないコミュニケーションツール。最近では学校やPTAの連絡などもLINEで一斉に行われる傾向に。便利な一方で、グループが乱立し、既読がたまっておっくうになったりと、「LINE疲れ」をすることも。