インスタグラムなどで話題になっている「#シンデレラフィット」。ガラスの靴にシンデレラの足がぴったり収まったことに由来し、収納アイテム同士や、収納アイテムとその中身が、ピタッとハマった状態をいいます。シンデレラフィットを見つけることを習慣化すれば、効率化につながり、収納が格段にレベルアップします。

「僕ら収納のプロも、ある意味シンデレラフィットを求めるのが仕事ですからね」と話してくれたのは、収納王子コジマジックさん。本格的なシンデレラフィットを見つける前に、身近にあるあき箱でできるアイデアを教えていただきました。

シンデレラフィットが見つかるまでの「とりあえず期間」にあき箱を活用してみるのはいかがでしょう。

収納王子コジマジックさん
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牛乳パックでできるシンデレラフィット3選

牛乳パックでシンデレラフィットを体験しよう! ということで、早速ESSE編集部で試してみました。結果は、調味料ボトルやツナ缶、ふりかけが気持ちいいほどぴったりフィット!

●横向きの牛乳パック×調味料ボトル3本

横向きの牛乳パック×調味料ボトル3本

(1)まずは洗って乾かした牛乳パックを用意。口をひらいて片側の側面を切り取ります。次に、注ぎ口を写真のようにハサミで切って、折り上げましょう。

注ぎ口を写真のようにハサミで切って、折り上げましょう

(2)最後に、左右を重ねてテープで留めたら、準備オッケー!

しょうゆ、みりん、料理酒などのボトル(各450~500ml)3本が立てられます

(3)しょうゆ、みりん、料理酒などのボトル(各450~500ml)3本が立てられます。これなら液ダレしても安心ですね。

●牛乳パック×ツナ缶7缶

牛乳パック×ツナ缶7缶

先ほどと同じようにつくった牛乳パックに、ツナ缶7缶がフィット! ひと目で中身が見えるので、在庫管理にも便利です。

●牛乳パック×子ども用ふりかけ15袋

牛乳パック×子ども用ふりかけ15袋

今度は、牛乳パックを縦に活用。底から6cm程度の高さでカットします。すると、子ども用ふりかけ15袋がフィット! 子どもが自分で選べるし、引き出しなどに立ててしまえるのがいいですね。

ティッシュ箱でもシンデレラフィット!

牛乳パックだけでなく、ティッシュ箱でもシンデレラフィットはつくれます! ティッシュ箱は、取り出し口の面を切り取って使用。まずは、小麦粉3袋がフィットすると聞き、編集部員が試してみました。

小麦粉3袋がフィットすると聞き、編集部員が試してみました

●ティッシュ箱×小麦粉3袋

ティッシュ箱×小麦粉3袋

倒れやすい小麦粉も、ティッシュ箱に入れれば安定感バツグン。もちろん、小麦粉以外の粉でも、同じぐらいのサイズのものならOK。出し入れがしやすくなります。

●ティッシュ箱×カツオ節40袋

ティッシュ箱×カツオ節40袋

個包装のカツオ節40袋も、ティッシュ箱にぴったり。カツオ節が大量にあるときは、ぜひお試しあれ! 残量がひと目でわかるのも、シンデレラフィットのいいところです。

●ティッシュ箱×コミック16冊

ティッシュ箱×コミック16冊

厚さにもよりますが、コミック本なら、約16冊がぴったり。ブックエンドいらずでシャキッと立てられます。本棚の中で、簡単に動かせるのはいいですね。

ESSE5月号

「シンデレラフィットで収納上手になる」では、100円ショップや無印良品などのアイテムを使ったシンデレラフィットを掲載。収納王子コジマジックさんに、シンデレラフィットの見つけ方も教わっています。ぴたっとハマったときの快感を、ぜひ味わってみてください!