冬の味覚の代表格であるリンゴ。たくさんもらって食べきれないこと、ありませんか？ ジャムにするのも手ですが、煮る時間が長く、難易度も高めです。
「そんなときには、『リンゴ煮』がおすすめ。ジャムと比べて砂糖が格段に少なく、お子さんのおやつにもぴったりです。パンケーキやヨーグルトに添えたり、ケーキのフィリングにしたり、さまざまに応用もできます」（パティシエ・小嶋ルミさん）
大量にもらったリンゴが余った！砂糖と煮ておいしく食べきろう
小嶋さんに、とっても簡単な「リンゴ煮」のつくり方を教えてもらいました。
【リンゴ煮の材料】
・リンゴ（フジまたはサンフジ）2、3個（450g）
・グラニュー糖 45g
・水 12g
・レモンの絞り汁 18g
【つくり方】
（1） リンゴは2.5cmの立方体にします。まず皮をむき、縦半分にカット。さらにそれを縦半分にすると、厚さ約2.5cmになるので、左右幅を合わせて切ります。サイズをそろえることで均一に火がとおり、煮崩れ防止になります。
（2） 材料をすべて鍋に入れ、フタをして強火にかけ、蒸気が上がったらフタをしたまま中弱火にして7、8分煮ます。
「ひと晩おき、シロップがリンゴにしみ込んだら完成。冷蔵庫で1週間、長く保存する場合は密閉袋に入れて冷凍すると数か月もちます。食べるときは自然解凍してから使いましょう」
