おいしそうな料理を目の前にしたらすてきな写真を撮りたいもの。でもどうせなら、ちょっとのテクニックで、テーブルコーデや食卓の楽しい雰囲気まで伝わるような1枚を撮ってみませんか?
今回は、そんな写真を撮るためのとっておきのコツを、人気インスタグラマー・ひとみさんに教えてもらいました。

小物づかいやちょっとした演出で、いつもの写真をグレードアップ!

単に料理だけを撮るのではなく、ちょっと小物を添えたり、動きを出すだけで、ぐんとおしゃれで雰囲気のある写真が撮れます。

●カトラリーやナプキンなどの小物のちょいたしで動きが出せます

小物のちょいたし
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料理をより華やかに見せたいときは、カトラリーやキッチンクロス、紙ナプキンなど、家にあるものをプラスするだけで雰囲気がアップします。

「クロスはわざとクシュッとさせたり、フォークにパスタをからませたりすると、動きが出て印象的な写真になります」

【布とカトラリーをプラスした場合】

布とカトラリーをプラス

【シンプルにパスタのみの場合】

シンプルにパスタのみ

上の写真と比べると、ちょっと寂しい印象ですよね。

●食事をしている人の気配を入れると温かみを演出できます

おやつやパンを取ろうとしている子どもの手や、ドリンクを手に持っている様子など、一緒にいる人の気配を入れると想像力をかきたてる1枚に。
「料理だけでなく、その場の楽しげな空気が伝わり、温かみも出ます」

食事をしている人の気配を入れる

●あえて前後差をつけて並べてみると雰囲気が出ます

2つ以上のものを撮影するとき、横並びではなく1つだけ前に出すと、迫力と奥行き感の演出になります。
「同じものが複数ある場合、横並びもかわいいのですが、前に出して主役を立たせるとインパクトが強まり、目を引く1枚になりますよ」

【1つだけ前に出した場合】

奥行き感アップ

【横並びにした場合】

横並び

横並びはかわいい印象ですが、単調になりがちですね…。

このように、料理写真にもちょっとした遊び心をくわえると、ぐんと楽しい雰囲気になります。なにげなく押さえがちな1枚も、いろんなアイデアを試してみるとおもしろいですよ!